食尚港丽 (食尚港麗) at 浦東 IFC Mall 店

朝一番に家から電話会議に出て、その後はしばらく家で仕事をして、昼ごはんを食べる時間ににあわせてのんびり出社。ボスがいないと生活にゆとりがでるなあ。(あ、仕事はちゃんとしてますよ!)

何を食べようかなあと考えて、以前も一度行ったことがある、広東料理と洋風のフュージョンみたいなお店に行くことにした。お店自体もおしゃれで綺麗なのだけれど、味も結構美味しい。市内に何箇所も支店があるけれど、どこもいつも混雑している。

今日は満を持して、11:30という混雑前の時間を狙って入店。
頼んだのは、蟹汁海鲜大烩饭 というトマト味のシーフードリゾットと、黒菌野菌浓汤というキノコのスープ。
「蟹汁」と名前が付いているだけあって、トマトソースに魚介の出汁がよく効いていて、とても美味しかった。

キノコスープも、キノコの香りがしっかりしてなかなか。

そういえば前回きたときも、エビ味のソースのスパゲッティを食べたのだけれど、麺がすこし柔らかいもののソースの味はとても良かった。その印象があって、また洋風のものを頼んでしまったんだなあ。
中国料理のほうも評判がいいらしいのでそのうち試してみたいのだけれど、美味しい洋食が食べられる店は貴重なので、いつになることやら...

うまい鮨勘 at 浦東 上海环球金融中心B2

この日は夜に電話会議がある予定で、アパートの電話の音質に不安があるのでずっとオフィスに居残ることにした。それで、オフィスで夕方に Twitterを除いていたら、美味しそうな鮨やら刺身の話題がTLにあふれていてたまらなくなり、ついに近くのビルに入っている、回転寿司を試してみることにした。

勝手の分からない外国で食あたりになんかなりたくないので、上海に来てから普通の寿司を食べるのは初めて(高級スーパーのパック寿司を、生ものの少なそうなのを選んで買うことはあった)、。しかし上海环球金融中心は日本のビル会社の経営らしいし、お店も日系なので、賭けてみることにした(大げさ)。

結果は、予想以上にごく普通に回転寿司でした。日本より若干割高だけれど、味は日本の回転寿司と変わらないという感じ。これなら、また食べにきてもいいと思えるレベル。

一つだけ違いがあるのは、やたらとサーモンのメニューが多いのであった。メニューの一ページめのお勧めメニューなんて、3/4がサーモン。多分サーモンといっても、いわゆるサーモントラウトという海水養殖したニジマスではないかと思う。

枯渇が懸念されるマグロ資源を守るために、中国では養殖可能なサーモンの寿司を流行らせようという陰謀があるのかどうか知らないが、確かにスーパーのパック寿司もレストランで見かける刺身も、サーモンが多く使われている。

(写真は右奥から時計回りに、トロ、しめ鯖の味噌あぶり焼き、イカのいくらトッピング、はまち。この赤身をトロと主張されることには若干の不満を感じる)

Latour (拉图餐厅) at 浦東 金茂时尚生活中心

ボスが出張に行ってしまったので、お昼にスタバを食べましょうという無言の圧力から解放された。この機会に、オフィス近隣の店を片端から試すことにして(私は何をしに上海に来ているのだろうか?)、まずは近隣のビルの中に入っているフランス料理っぽい名前の店を試すことにした。

フランス料理なのかな、高いのかなと心配したけど、行ってみるとフランス料理ではなく、40元前後(600円+程度)でランチメニューが沢山ある、普通の店だった。しかもそのメニューの大半は洋風ではなく、中国料理的なのとか、日本食っぽいのとか。火鍋みたいなものまである。

すでに口がフランス料理を期待するモードになっていたため、中でも一番洋風っぽい、フランス風魚介煮、というようなメニューを選択。結果として出てきたのは、蟹、蝦、貝などを濃厚で甘いケチャップソースで炒めたものだった。フランス人もびっくり。そこに白いご飯と、茶碗蒸し、キムチが付くという、いったい何料理屋なんだか分からないミラクルワールド。

なつかしのチキンライスのようなケチャップ炒めのご飯は結構好きなのだが、甘いケチャップは白米には合わないということを痛感した。しっかり日本風の茶碗蒸しが、意外と美味しいのだけが救い。

まあでも安いし、オフィスに近いし、スープ3種類が飲み放題でお得なので、いつかまた来訪してみると思います。(次はイタリア風魚介炒めにしてみようかな)

吉旺 港式茶餐厅 (长宁龙之梦店)

アパートの近くのデパート地下にもスーパーみたいなものがあるのだが、高級な輸入品ばかりで、普通の日用雑貨があまり売っていない。仕方ないので以前偶然見つけた、数駅はなれた中山公園駅の前のモールの中にあるカルフールまで買い物に行った。

まずは、あまりにおなかが空いていたので、モールの中でお食事。前日の水煮魚ぜめで辛い料理には飽きていたので、あっさりした広東料理がいいかしらんと、香港式を謳ったレストランへ。

青菜積極摂取週間なので、まず通心菜腐乳炒。通心菜とは空芯菜のこと。通心というと、まんなかが空洞になっているという意味らしい。ちなみに通心粉というとマカロニを指すらしい。意外とシステマティックな中国語。

あと、広東料理というとつい注文してしまう、エビワンタン麺。なんと代わり映えのしない...でも好きなんです。

腹ごしらえを済ませて、買い物。

このカルフールは食料品もとても種類が多くて楽しいのだけれど、今日のメインは日用雑貨。洗剤とかシャンプーとかサランラップとか、スポンジたわしとか洗濯用の小物とかを買うのよ!と意気込んで、2フロアあるうちの雑貨のフロアへ。
地元の人が普通に買いに来る大手スーパーだけあって、いろいろなものが安く、手ごろに手に入った。ついでに欲しかった体重計も、118元という格安で発見。食べすぎが気になる今日この頃なので、喜んで購入。
布袋2個分の雑貨を買いまくって、体重計まで入れて300元ちょっとという安い買い物になった。

麻辣誘惑(上海 人民広場前 新世界百貨店9F)

上海に来てからこのかた、2週間以上もホテル暮らしをしていたけど、やっとアパートに引っ越せることがきまった。といっても引越し先も長期滞在型ホテルみたいなサービスアパートメントみたいなものなのだが、一応キッチンやら洗濯機が付いているところが違う。今まで泊まっていたホテルは、とても居心地のいいホテルなんだけれど、キッチンがなくて毎回外食になるのは結構つらい。洗濯物はシャツなどはランドリーサービスに出すけれど、高いし下着なんかは気持ち悪いので、毎日部屋に戻ってから手であらったりしてた。そんな豪華なんだか地味なんだか分からない生活とも、これでお別れ。

引越し先は、家具家電食器つきで、週に2回掃除もしてくれるという至れり尽くせりのサービス。とはいえ、日常のこまごました雑貨は必要になるわけで、付近の店でお買い物。

その途中で、先日探していて見つからなかった四川料理の店を見つけた。

「麻辣誘惑」という、花椒とか唐辛子が好きな人は、まさに誘惑されてしまいそうな店名。お店も店員さんの服装も、黒を貴重に赤をアクセントに使っていて、まさにテンプテーション(意味不明)

中国版の食べログ的サイト(diangping.com)によると、この店のお勧め料理は水煮魚らしい。魚は数種類から選べるが、一番自信作っぽい「水煮無公害草魚」というのを選択。(つまりオーガニックな草魚という意味だと理解した。草魚がなんだかわからんけど)
他にも 麻辣誘惑蝦だの、麻辣誘惑蛙だの、とにかく麻辣の世界に誘惑するメニューが沢山。

待つことしばし、おもむろに運ばれてきたのは、洗面器より大きな巨大な器になみなみと注がれた油、その中に、大量の唐辛子と花椒にまみれて沈殿する大量の魚と蓮根のスライスであった。いつも思うのだけれど、このように油ばかりで水を一滴も使ってないような料理が、なぜ「水煮」と呼ばれるんだろうか。とっても不思議。


ちなみに、お味はとっても美味しかった。魚は臭みがなく丁度良い火の通り加減で、、たっぷりの油でゆっくり調理されたらしい蓮根も、モチモチして美味。見た目ほどには辛くないが、花椒がよく効いているために、しばらく食べると口が痺れてきた。辣ではないが麻、という感じ。

口直しに頼んだ白菜のスープ煮は、やさしくていい感じ。避難場所として正解のチョイスだった。


ちなみに、席に着くとすぐに、食パンが1枚と、突き出しが2品運ばれてくる。突き出しのコーンサラダみたいのを載せて食べるのかと思ったら実は、水煮魚を取り分けたときに一度食パンの上に載せて、油を吸収するために存在しているらしい。ひとしきり食べた後には食パンは油でぐちゃぐちゃに...。もったいないというか、なんというか。それにしても、前菜と間違えて食べなくて良かった。

とても美味しかったのだけれど、量が多すぎてさすがに一度には食べきれず、お持ち帰り(打包:ダーパオ)して、その日の夜も、翌日の夜も、食べ続ける羽目になったのだった。いろんな意味で危険なメニューだ。

広州蕉叶 (浦東 Super Brand Mall店)

豪華な朝食を堪能したあとは、地味〜に部屋にこもって一日中お仕事。昼ごはんを食べるのも忘れてたけど、朝昼兼用というほど沢山たべたあとなので丁度良かった。人生ってうまくできている。5時頃にやっとひと段落ついて、ジムのトレッドミルで45分ほど走った。そのあと、最近発見した、ジムの奥のプールの奥の更衣室の奥にあるジャグジーでひとっぷろ。大きな風呂は気持いいなあ。

お店は、中国の食べログ的なサイトで評判のよいタイ料理屋にしてみた。

前菜は、豚の串焼き、春巻き、トートマンプラー、トートマンクンなど代表的なタイ料理の前菜を盛り合わせたもの。チマキみたいに見えるのは、カレー味をつけた鶏肉を笹の葉で巻いてあげたもの。これは初めて食べたけど、笹の葉は保存性を高めるためなのか、それとも香り付けなんだろうか。


メインはシーフードと卵のカレーいため。エビとか、白玉くらいのサイズの小さなタコが美味しい。全体に結構美味しいけど、香菜とかバイマックルーとかの香りがもうすこし効いてるほうが好みかな。


これがお店の看板。广州蕉叶とあるけれど、蕉はバナナで叶は簡体字の「葉」、つまり広州バナナリーフとでもいう意味らしい。心の目で結構簡体字は読めるつもりになっていたけど、辞書を見てみるまで、「叶」が「葉」だとは全然気が付かなかった。「机」が実は「機」だとか、他の文字と同じ形にマッピングするのはやめてほしいなあ。
(それに、タイ料理なのになぜ広州なのだろう。。。)

お店の前には椅子が沢山おいてあって、沢山待ち行列が発生しても座って待てるようになっている。上海のお店にはこうした椅子を沢山用意してある店が結構ある。中国人は並んで待てないとよく言うけれど、人気の美味しい店で食事をする場合は例外のようだ。
(実際、上海の人は地下鉄でもちゃんと並んで待つ。もっとも、ドアが開くと行列を無視して突進するけどw)

Yi Cafe (浦東 Shangri-La Hotel)

日曜日はゆっくり起きて、朝はホテルのバフェで優雅に朝食。のはずが、つい貧乏性が出て、値段の高い朝食の元を取ろうと食べまくってしまった。

毎回感心するのだけれど、このホテルのバフェでは、各種のチーズが、大きなハードチーズを削った台の上に盛られている。台座が高そう。っていうかもったいない。(←貧乏性)

各種のペストリー類も美しく陳列されていて、なんだかとってもゴージャス。

ライチーとかココナツのスムージーとか、きゅうりとセロリのジュースとか、不思議なのみものも沢山あるし、中国風とかマレー風とかのエキゾチックな食事もいろいろあって飽きない。もちろんガッツリ系のアメリカンな朝食もある。

いつものようにスモークサーモンとチーズとサラダを食べた後、今日はなんとなくパンケーキな気分。ペストリーとフルーツもプラス。


ごちそうさま。