望湘園 (Southern Memory) (Super Brand Mall 店)

夕食は、以前もいったことの有る湖南料理の店を再訪。以前から気になっていたこの店の一番人気料理の、魚の頭を蒸したもの「鴛鴦魚頭王」を注文。赤と緑の二種類の唐辛子がたっぷりトッピングされていて、結構辛い。

淡水魚だと思うけれど、ふんわりとして脂がのって、とても旨い魚だった。特に頭の裏側のゼラチン質は最高。ちょっと泥臭さがあったのが気になったけど、武漢で似たような料理を食べたときには感じなかったから、魚の質とか下ごしらえの問題なんだろう。

最後に鶏蛋麺(エッグパスタ?)を入れて食べるのが定番らしいけど、麺売り切れということで代わりに魚のつみれを持ってきてくれた。これはこれで不味くはないけど、たんぱく質のあとにたんぱく質なので、ちょっと口が飽きる。麺が食べてみたかったなぁ。。。

野菜は、麻醤油麦菜。レタス(?)に大量のピーナツソースをかけたもの。旨いけど、ちょっとしつこい。

お酒は湖南ビールだという白沙王。これは初めて見た。

小楊生煎(黄河路店)

今日は昼食難民だった。午前中にトレッドミルで走ってホテルのジャグジーですっきりと汗を流し、昼過ぎにおもむろに中国版食べログ的サイトで目星をつけた美味しい店に行こうとしたら、行く先々で不幸に見舞われた(大げさ)。辛いのが食べたいなと思って見つけた「麻ラーの誘惑」なる店は、入ってるビルがなかなか見つからず、やっと場所をつきとめたものの消えて別の店になってた。近くの別の四川料理やに行ったら、人気店のためか長蛇の待ち行列。裏通りに有った三軒目の麺屋は超ディープチャイナな小さい店で入る勇気が出ず。四件目の小さな小籠包屋はぎっちり満員で、入り込める気がしなかった。

そうこうするうちに三時近くなって昼時を逃してしまったので、結局、人民広場の裏手まで歩いて、水曜日と同じチェーン店の生煎包(焼いた肉まん)と牛肉湯。


生煎包はこれも齧ると飛び出すほどの肉汁たっぷりで、美味しかったです。4個で6元(約80円)なり。

牛肉湯(7元、約100円)は、この店のいろいろあるスープの中で一番の定番らしい。カレー味と書いてあるけど、しっかりしたカレー味というよりはカレー、というかガラムマサラの香りのするスープ。中に、固まりでゆでてからスライスしたような牛肉が沢山入っていて、香菜が浮いている。そんなに感心しなかったけれど、何回か食べるとクセになるのかなあ。

水曜日に行ったモール内の店に比べ、車道に面しているこの店の方がディープチャイナ感たっぷり。でも、カウンターで注文して、そのあと生煎とスープを別々に受け取るあたりの基本的なシステムは同じ。オープンキッチンなので焼いているところが良く見えたけど、たっぷりの油で下半分は揚げ焼きみたにして焼いているのがよく分かった。

白切鶏

今日の夕飯は、仕事の帰りが遅くなってしまったので面倒くさくなって、またスーパーで惣菜を買って帰って部屋飲み。

前日買おうかどうか悩んで、その大胆な見た目に躊躇してやめた、白切鶏(茹で鶏)をついに購入。

なにがイヤって、頭がついているところ。焼いたのと異なり、茹でた鶏の頭はまことに生生しい。
半身の茹で鶏に、またしても丁寧に半分に割った頭がついているところを見ると、これはやっぱり食べるものなのかなあ。魚の頭はよろこんでセセるわたくしですが、鶏の頭には抵抗があり、目が合わないようにこっそり隠して、身を美味しく頂いたのでした。
身は、ぷりぷりしっとりしてとても美味しかった。これはまたリピートしそう。ただ、一人で食べるにはちょっと量が多いので、半分くらいにして茹で野菜でもつけてくれるといいのだけれど...単身赴任者の需要が増えると思いますが、どうでしょう>スーパーさん。

ついでに、肉ばっかりではなんなので、安売りしてた太巻きを購入。つまみとしてはどうかという気もするけど、久々に米を食べたので美味しかった。(半分は翌朝のご飯になった)

順番が逆になりまするが、朝はオフィスの入っているビルの地下にある食堂で朝食を出しているというので、初めてチャレンジしてみた。おかゆを頼んだけど、過去最高(最低?)といっていいくらい味気なくて不味かった。黄色い粒粒が入ってるのでコーンかと思ったら、正体の分からないぐにゅぐにゅしたスターチ状の食べ物で、かなりげんなりしたのでした。

昼は同僚達と小奇麗な中国料理のレストランで、蒸し餃子、牛肉の蒸し団子、炒めた四季豆、キノコの炒めたの、汁なし麺、などを食べた。美味しくて幸せ。某インド人上司が最近好んで牛肉料理を注文しているのがちょっと気になる今日この頃。

地味ごはんな一日

朝食は、前日に龍記で購入したパン。メロンパンみたいに見えたけど、水平にスライスして、中に分厚いマーガリンのスライス(としか表現しようがない)が入っている。朝から脂注入してしまった。

昼ごはんは、また中国人同僚の女性が「わたし、冷たいサンドイッチ以外ならなんでもいいわ」と言って、スタバに行こうとしたボスを牽制した。結局、時間がなくてスタバに直行したボスを見捨てて、また彼女とわたしの二人で、温かいご飯をもとめて隣のビルのフードコートまで行ったのだった。持つべきものは中国人の同僚である。

前の晩に鶏肉を食べ過ぎた影響か、あまりおなかが空かなくて、あっさりとワンタン。(本当はワンタンメンかと思って注文したら、単にワンタンだった)。皮が意外と厚くて食べ応えがある。
あと、四喜烤麩という上海料理。これはスポンジみたいな形状のお麩を、キノコなどと一緒に上海特有の甘い醤油で煮込んだもの。菜食だからさっぱりしていいかなと思ったけど、ちょっと甘かった。

夕飯は、遅くまで仕事をしていたら外食するのが面倒くさくなって、近くのスーパーでサラダと柿の種を購入してまた部屋飲み。麻辣柿の種は日本の大手メーカー亀田のもののようで、意外なものが中国進出しているのを知った。でも、柿の種ってもともと辛いのに、わざわざ麻辣味にしなくてもいいのでは..という気がしなくもない。

龍記 香港茶餐庁 (Longji Hong Kong restaurant)

買い物したりうろうろしたりしていたら疲れてしまったので、惣菜を買って帰ってホテルの部屋でつまみながら飲むことにした。カルフールの前にある龍記 香港茶餐庁というお店で、鶏の焼いたのとほうれん草の炒めたのをゲット。

鶏好きには大変嬉しい美味しさでございました。が、量が多かった。三人で宴会できるくらいあって、美味しくてもったいないのにとても食べ切れなくて、非常に申し訳ない気持になったのであった。

それと、頭がついているのはなんでなんだろう。半身の鶏に、きっちり半分に割った鶏の頭。食べるためなんだろうか。

小楊生煎 (小杨生煎) 中山公園駅近く长宁龙之梦店

生煎というのは上海名物の小吃(軽食)で、日本では焼き小論包などとも呼ばれている。小ぶりの肉まんを大きな鉄板に並べて焼いたもの。モールの端の方にある地味な店なのに、お店の前には行列ができていた。メニューは4個6元の生煎と、各種スープいろいろ(7元〜) のみといういさぎよいお店だ。

プロトコルがよく分からなくて悩んだが、しばらく他の人の動きを観察したところ、こんな感じ。

  1. まず入口横にあるカウンターで注文して食券(レシート)を貰う
  2. 入口正面にある窓口にレシートを見せて、生煎を受け取る。このとき、店内で食べるか持ち帰り(打包:ダーパオ)かを聞かれる。
  3. 店内で食べる場合、皿に生煎を盛ってくれるので、おもむろに席について食べる。
  4. スープなど他の品を注文する場合、もう一つの窓口の前に立っている店員さんにレシートを見せると、席まで持ってきてくれる。
  5. 食べ終わったら、皿をそのままにして退席してOK

念願の生煎。綴じ目が底になっていて、カリっと焼けている。齧るとスープがぶしゅわっと出るくらい、汁が充満している。人気店だけあって、さすがに美味しい。

スープは、酸ラー粉湯。酸ラー湯に、太さの一定でない波打った春雨が入っている。空きっ腹に効きました。。。ピーナツと香菜がポイントかな。

健康診断、カルフールに携帯電話

外国人が中国で就労許可証を取るには、まず健康診断をうけなければいけないのだそうだ。本当は事前に予約しておけばよかったのだけれどすっかり忘れていて、上海についてから慌てて予約したら、午後2時の予約になってしまった。健康診断なので、朝から飲まず喰わずで14時まで我慢(水・お茶はOK)。

ふらふらになりながらたどり着いた虹橋空港近くの検疫極で、何を検査されるのだろうとびくびくだったが、まずは書類申請用の写真を撮影。デジカメで撮影したイメージを、おじさんが意外と起用に加工して、印刷してくれる。そのあと更衣室で検査着に着替えて、視力、採血、胸部X線、腹部超音波、心電図、触診&聴診器、身長体重、血圧、と一通り検査した。

採血の注射の針が、子供のときに持ってた昆虫標本作成キットの注射器くらい針が太かった。私は血管が細くて刺さりづらいらしくて皆さん苦労するので、どうなることかとおもったけど、うまくスパっと刺してくれた。さすが中国人4千年の歴史(違。
また、日本の視力検査は、「C」の向きを答えるけど、中国の視力検査は「E」の向きを答えるというところが違った。調べると、いろいろな方式があるらしい。アメリカでもEだった可能性があるけど、よく覚えてない...

小一時間で検査が終わり、タクシーで少しはなれた中山公園駅まで。大きな電器屋があるので携帯を買うのが目的だったけど、まずは腹ごしらえということで、前から行ってみたかった生煎のチェーン店へ。

腹ごしらえのあと、電器屋によって、やっと携帯電話購入。HTCにしようかと思ったけど日本語が使えないというので、結局 ソニエリXperiaに決めた。また日本経済に貢献してしまった。
店員さんが若干の英語が話せたうえにサービス満点で、その場でSIMカードを買ってきて入れてくれた。これでやっと中国でもスマホが使えると一安心。
さらに店員さんがオイデオイデして、店の一角に連れて行かれた。そこには液晶防護シート貼り職人さんがいて、気泡もホコリも入らない完璧な保護シート貼りの技を実演してくれるのだった。私は不器用でかならずホコリを内包してしまうたちなので助かった。

るんるんしながらモール内を散策したら、カルフールがあった。普通の生鮮食品だけでなく、中国風の焼いた餅(というかパン)や蒸し饅頭、ローストした肉とか干し肉とか生きた魚とかいろいろ売っていて、とても楽しい。キッチンのある部屋に定住したら、色々買い込んで部屋で食べてみたい。