小楊生煎(黄河路店)

今日は昼食難民だった。午前中にトレッドミルで走ってホテルのジャグジーですっきりと汗を流し、昼過ぎにおもむろに中国版食べログ的サイトで目星をつけた美味しい店に行こうとしたら、行く先々で不幸に見舞われた(大げさ)。辛いのが食べたいなと思って見つけた「麻ラーの誘惑」なる店は、入ってるビルがなかなか見つからず、やっと場所をつきとめたものの消えて別の店になってた。近くの別の四川料理やに行ったら、人気店のためか長蛇の待ち行列。裏通りに有った三軒目の麺屋は超ディープチャイナな小さい店で入る勇気が出ず。四件目の小さな小籠包屋はぎっちり満員で、入り込める気がしなかった。

そうこうするうちに三時近くなって昼時を逃してしまったので、結局、人民広場の裏手まで歩いて、水曜日と同じチェーン店の生煎包(焼いた肉まん)と牛肉湯。


生煎包はこれも齧ると飛び出すほどの肉汁たっぷりで、美味しかったです。4個で6元(約80円)なり。

牛肉湯(7元、約100円)は、この店のいろいろあるスープの中で一番の定番らしい。カレー味と書いてあるけど、しっかりしたカレー味というよりはカレー、というかガラムマサラの香りのするスープ。中に、固まりでゆでてからスライスしたような牛肉が沢山入っていて、香菜が浮いている。そんなに感心しなかったけれど、何回か食べるとクセになるのかなあ。

水曜日に行ったモール内の店に比べ、車道に面しているこの店の方がディープチャイナ感たっぷり。でも、カウンターで注文して、そのあと生煎とスープを別々に受け取るあたりの基本的なシステムは同じ。オープンキッチンなので焼いているところが良く見えたけど、たっぷりの油で下半分は揚げ焼きみたにして焼いているのがよく分かった。