上海最終日

あっという間に一週間が過ぎて、上海最終日(厳密には出発前日)になってしまった。

朝ご飯はすこし迷った上で、近所のお気に入りの小龍包屋へ。蟹粉小龍包と、海苔のスープ。(アヒルは料理には含まれません)

人民広場の北側の観光客も多いエリアなのだけれど、一本裏道に入ると、地元の人の暮らしがしっかり営まれている。週末に行くと、路地に小さな朝市が繰り広げられていて、野菜とか魚とか卵とかをもちよって売っている人がいる。

地元の人に人気らしい路上のご飯屋さん。週末の朝に行くといつも結構にぎわっていて、みんな豆乳とか小麦粉の焼いたのを食べている人がいる。気になってたのだけれど、勇気が出なくて結局一度も行かなかった。

昼は、以前から気になっていたパンケーキ屋。人気の店で、何時見ても行列が出来ているので、一度入ってみたかった。今日も、13時だというのに9組待ち。小一時間も待って、やっと入れた。

パンケーキといっても甘いのだけでなく、大きなソーセージだのオムレツだのフライドチキンなどの塩味おかずを添えたメニューが多くて、それが人気みたい。私はサルサのせオムレツとパンケーキのセットを注文。
味は確かに悪くなくて、近所にあったら週末のブランチに最適という感じだけれど、並んでまで食べたいほどではないなあ。食べ終わって出て来たら、15時近くだというのに、まだ行列していた。

町中のあちこちでは、旧正月の準備に忙しい。金柑は正月の縁起物らしくて、奇麗な鉢物に仕立てたのをあちらこちらで準備していた。

夜は、古い住宅をリノベーションしたオサレスポットの「新天地」へ行き、まずはご飯。以前から気になっていた豚のすね肉の醤油煮込みという中国料理、ハーフサイズがあったので頼んでみた。皮付きのすね肉のコラーゲンがとろとろで美味しい!が、ボリュームもすごかった。。。

サイドはあっさりと、金糸カボチャとクラゲの和え物。

それと、キクラゲのワサビ風味和え。キクラゲの和え物は中国ではまった食べ物の一つ。ワサビ味は珍しくて、普通は中華風な味。んで、別にキクラゲはワサビ味でなくてもいいなあというのが今日の感想。

仕上げに、Jazzの生演奏をしているバーに行って、モヒートだのマルガリータだのを飲みつつ音楽を楽しんだ。バンドは白人男性のテナーサックスと黒人女性のボーカルで、ちょっとあっさり目の演奏だけど悪くなかった。上海でもこういう夜遊びスポットが沢山あるみたいなので、もっと遊んでおけばよかったなあ。(と思うが、時既に遅し)