Instagram / いろいろ面倒

日々の食事作りに張り合いを出そうかということで、食事の写真を Instagram に投稿することにしてみた。
今のところ3週間くらい継続中だけど、来週から飲み会+GWで中断することが分かっているので、どうなることやら...

最初は、Instagramにのせた写真と同じ物をブログの方にのせることも考えたのだが、どう考えても面倒くさくて続きそうにない。たいした手間じゃないと思うのだが、パソコンを開いて画像をスマホからパソコンに転送してブログにアップして、とか、毎日やれる気がしない。Instagram だったら、スマホで撮った写真をそのままアップできるし、Facebook にも Twitter にも簡単に連携できるので楽なのであります。

同じような理由で、カメラもせっかくのデジタル一眼を使う機会が激減している。だって重いし面倒だし。iPhone 5S のカメラがなかなか奇麗に撮れるので、私の腕のせいもあって、普通の写真だとデジタル一眼との差がそれほど出ないのも原因の一つ。


面倒と言えば、Twitter を使うようになって数年たつが、だんだん長い文章を書くのがおっくうになってきた。140文字以上書くのが面倒。というか、何か言いたいことがあるときに、140文字以内のコンパクトな表現に納めてしまうくせが付いたというか、それ以上書けないというか。よく考えると、仕事のメールも最近は1〜2行で済ませてしまってそれ以上書かないことが多いw

先日は1,000文字程度のエッセイ的な原稿を書く必要があったのだが、どうにも文章が浮かばなくって、仕方ないから140文字のを7つ書いてくっつけることにした。

2013年のクリスマスディナー

2013年のクリスマスディナー、もとい同居人の誕生日ディナーは、三連休の中日である22日だった。いろいろ力つきていたので、いろんな意味で手抜き。

洋食で野菜が足りないときのお助けメニュー、バーニャカウダ。
奥の皿は生ハム、チーズ、テリーヌの盛り合わせ。生ハムだけは密かに気合いを入れてスペインのハモンイベリコベジョータ24ヶ月を奮発。もっともこの味の違いが分かるのは、本場ものの経験のある同居人と私だけかもしれないのだが...。
あとは、パン2種類とミックスオリーブ。

切って並べただけのスモークサーモン。

ローストチキン。年に一度しか作らないドキドキメニューだけれど、今年は焼き色も奇麗についたし、焼き加減も絶妙で大成功。
モモ肉はどう焼いてもだいたいオイシイのだけれど、違いが出るのは胸肉。胸肉がしっとりジューシーに焼き上がると、ローストチキンは成功!って感じがする。昨年はちょっと焼き過ぎてしまってイマイチだったのだ。
(備忘録:1.8kgの鶏で、220℃40分焼いたのち、焼き汁をかけて向きを変えて胸肉部分にアルミ箔でガードして200℃30分)

これも代わり映えのしないパエリア。そろそろ新境地を開きたいが...

ケーキはFLOの二ボーズという、中に生チーズケーキが入ったもの。デコレーションはクリスマスバージョン+お誕生日プレート付き。


ワインは2本。
秋に旅行したロワールを想いつつ、Cuv�e des Anges Brut - AOC Montlouis sur Loire というスパークリングワインで乾杯。想ったよりちょっと辛口で、甘いの好きの妹さんには不評だったので、すぐ Cono Sur Gewuztraminer Reserva に切り替え。安いワインなのだけれど、マスカットのようなライチのような香りがあって味わい深く、最近とてもお気に入り。

(修正 2014/04/20 - 「2014年のクリスマスディナー」となっていたので「2013年」に修正。なぜ未来に飛んだか不明)

上海最終日

あっという間に一週間が過ぎて、上海最終日(厳密には出発前日)になってしまった。

朝ご飯はすこし迷った上で、近所のお気に入りの小龍包屋へ。蟹粉小龍包と、海苔のスープ。(アヒルは料理には含まれません)

人民広場の北側の観光客も多いエリアなのだけれど、一本裏道に入ると、地元の人の暮らしがしっかり営まれている。週末に行くと、路地に小さな朝市が繰り広げられていて、野菜とか魚とか卵とかをもちよって売っている人がいる。

地元の人に人気らしい路上のご飯屋さん。週末の朝に行くといつも結構にぎわっていて、みんな豆乳とか小麦粉の焼いたのを食べている人がいる。気になってたのだけれど、勇気が出なくて結局一度も行かなかった。

昼は、以前から気になっていたパンケーキ屋。人気の店で、何時見ても行列が出来ているので、一度入ってみたかった。今日も、13時だというのに9組待ち。小一時間も待って、やっと入れた。

パンケーキといっても甘いのだけでなく、大きなソーセージだのオムレツだのフライドチキンなどの塩味おかずを添えたメニューが多くて、それが人気みたい。私はサルサのせオムレツとパンケーキのセットを注文。
味は確かに悪くなくて、近所にあったら週末のブランチに最適という感じだけれど、並んでまで食べたいほどではないなあ。食べ終わって出て来たら、15時近くだというのに、まだ行列していた。

町中のあちこちでは、旧正月の準備に忙しい。金柑は正月の縁起物らしくて、奇麗な鉢物に仕立てたのをあちらこちらで準備していた。

夜は、古い住宅をリノベーションしたオサレスポットの「新天地」へ行き、まずはご飯。以前から気になっていた豚のすね肉の醤油煮込みという中国料理、ハーフサイズがあったので頼んでみた。皮付きのすね肉のコラーゲンがとろとろで美味しい!が、ボリュームもすごかった。。。

サイドはあっさりと、金糸カボチャとクラゲの和え物。

それと、キクラゲのワサビ風味和え。キクラゲの和え物は中国ではまった食べ物の一つ。ワサビ味は珍しくて、普通は中華風な味。んで、別にキクラゲはワサビ味でなくてもいいなあというのが今日の感想。

仕上げに、Jazzの生演奏をしているバーに行って、モヒートだのマルガリータだのを飲みつつ音楽を楽しんだ。バンドは白人男性のテナーサックスと黒人女性のボーカルで、ちょっとあっさり目の演奏だけど悪くなかった。上海でもこういう夜遊びスポットが沢山あるみたいなので、もっと遊んでおけばよかったなあ。(と思うが、時既に遅し)

上海観光のやりのこし清算

早いもので、1年間の上海赴任ももう少しで終わりになってしまった。見たら3月以降、ほとんどブログを書いていなくてびっくり。ちょっと、実際に行ったのとは順番が変わってしまうかもしれないけれど、思い出しつつ記録してみようかと思う。

外灘観光トンネル

冬には珍しく天気のよい週末、まずは外灘(ワイタン)へ。
川沿いの遊歩道から、浦東新区の高層ビル外が奇麗に見える。穴のあいた栓抜きのような形が、現在上海で一番高いファイナンシャルセンターで、今日の目的地その1。その隣で工事中なのが、完成時には632mになるという上海タワー。

そして、以前から気になっていた、黄浦を横断する観光トンネルへ。
チケットは片道55元、往復70元。極地博物館だのトリックアート美術館だの怪しい付属チケットを売りつけられそうになるのを断って、シンプルな往復チケットだけを購入。
トンネルは、ゴンドラのような小さな電車のような乗り物に乗っていく。

川を渡るからには川底から水中が見えるのかしらと思ったけど、そういうことではなくて、いくつかのテーマにそったイルミネーションと効果音を楽しみつつ(というほどでもないけど)、数分で向こう岸に付く。

観光トンネルの外灘側は、ピースホテルのすぐ前で分かりやすい。でも浦東側は、ちょっと分かりづらい裏の方にあるので、初めての場合は見つけるのが難しいかも。

上海ファイナンシャルセンター (SWFC) 展望台

そして本日のメインのSWFCの展望台へ。チケットは、最上階の100Fと、その下の97F、94F全部にいける標準的なチケットが150元。お誕生日だとタダになるらしい。
チケットを買って中に入ると、まず浦東のミニチュア模型。時間が経過すると、空が明るくなったり、街の明かりが付いたり、という様子を再現してくれる。模型の中の上海タワーが実物よりずいぶんと低いのは、ご愛嬌。

ピカピカするモダンなエレベーターで、まずは94Fへ。そこからエスカレータとエレベータを乗り継いで、最上階の100Fは、「栓抜きの穴」の上側にあたる。つまり、足の下は空いていて、ガラスの床から下が見える。

ちょっと怖いけど、東方明珠塔のガラスの床ほどの不安感はない。というのも、このSWFCは森ビル所有のビルなのだ。日本の会社が作って持っていると思うだけで、なんたる安心感。それに、実は足の下に、穴の下側の建物があるので、「完全に空中に浮いている」という感じではない。

数年前まで上海で一番高かったジンマオタワーも、それ以前の一位の東方明珠塔も、足の下に見える。

上海タワーは、ほとんど同じ高さまで来ている。

94Fには小さなカフェがあるので、そこでビールを飲みながら夕暮れを待った。
薄暗くなって、街の明かりが浮かび上がる。まさに魔都という感じ...

東方明珠塔のライトアップは何時頃始まるのだろうと思ってしばらく眺めていたのだけれど、あきらめて降りて来たあとで見たら、ちょうどライトアップされてた。
振り返ると、SWFCもライトアップ。


ピースホテルのオールドジャズバンド

もう一つのやり残しは、ピースホテル(和平飯店)のオールドジャズバンド。
ピースホテルは、外灘のサッスーンハウス (Sassoon House) という、緑の三角屋根が特徴的な建物に入っている。

さだまさしの「上海物語」という歌に、「そうキャセイホテルのバーがとても不思議だった ジャズと軍歌の奇妙なハーモニー」という歌詞が出てくる。以前キャセイホテルがあったのがこのサッスーンハウスなので、歌に出てくるバーのモデルが、ピースホテルのジャズバーなんだろうと勝手に解釈してる。

内装が美しくて、古い建物好き心がくすぐられまくった。

7時からジャズバンドが始まるということだったので、安全を期して6:40に到着。まだ店はガラガラだったので、ビールとおつまみを頼んで腹ごしらえ。

しかし、正直言って食べ物は高くてボリュームがなくてイマイチ。写真のオープンサンドで128元(JPY1500くらい)あきらかに、食べる場所じゃない。次に来ることがあったら、食事は他で済ませてこよう。

7時になって6人の紳士達が入場。音楽を演奏しだしたと思ったら、運動会でよく使われる行進曲だった。うーん、ジャズバーじゃないの?とちょっとずっこけ。これが「ジャズと軍歌の奇妙なハーモニー」の真相?

その後も、ジャズ中のジャズというよりは、昭和の懐かしいメロディ的なムード音楽とか、ベサメムーチョとか、ゴッドファーザーのテーマとか、面白い選曲が続いた。

でも、ミュージシャンのおじさま達もだんだんのってきて、熱演。うん、こういうのもたまには悪くないかも。

私も場所柄に合わせて、マティーニとか、マルガリータとか、普段はあまり頼まないカクテルを頼んでみた。気分気分。

いつの間にか店は満席で、奇妙なハーモニーに多いに盛り上がっていたのでした。

お誕生日ディナー2012

記録のために、今年のクリスマス、ではなくて同居人の誕生日ディナー。
今年はずっと中国のホテル住まいでろくに料理をしなかったため、料理のカンが鈍っていていろいろ大変だった。やっぱり、しょっちゅうやってないとダメだなあ。

恒例、切っただけのバーニャカウダ with 市販のソース。バーニャカウダは、野菜スティックをおしゃれな料理風に変身させてくれる魔法の合い言葉w

タコとポテトのジェノベーゼ風サラダ。ネットで拝見したのをレシピなしで適当に再現してみた。どうなることかと心配だったけど、なんとなくそれらしくはなったらしい。

いつも好評レバーペースト

本日の特選素材、釣り好きなご近所さんに貰った甘鯛とイトヨリ。ありがとうございます!

甘鯛とイトヨリとホタテのカルパッチョ塩麹と柚子胡椒風味。

イトヨリのムニエル、トマト添え。脂がのって、とても美味しい。

ローストチキン。小さめの鶏だったので、少し焼きすぎたかも。

定番、というよりワンパターンなパエリア。甘鯛とイトヨリのアラを贅沢に使ってとったスープで炊いたので、魚介の旨味はたっぷり。でも久々だったのでコツを忘れて焦がしてしまった...。

ケーキは新宿高野

新世界紫澜门美食城 (人民広場前 新世界城12F)

胃が痛いので、しばらく家で白菜とありあわせの野菜を煮て食べるという、地味な食事を続けてしまった。いい加減に飽きたので、仕事帰りに人民広場の前のデパートの上にあるレストランに行ってみた。

清炒蝦仁という、上海のエビの定番料理。小ぶりのエビを塩だけでシンプルに炒めてある。あまりにもシンプルなので、以前アメリカで食べたときは全然感心しなかったのだけれど、こちらに来てから食べてみたら、結構美味しいなと感じるようになった。多分、エビの種類が違うのだと思う。本場の上海のは海のエビではなく、川で採れる淡水エビを使うらしい。淡白だけどぷりぷりして、結構クセになるかも。

小ナスの煮浸し。ちょっとピリ辛で、ビールのおつまみにピッタリ。

大量のラー油と、肉のそぼろみたいのとか刻んだザーサイみたいのが沢山乗った冷奴。不味くは無いけれどちょっと油が強いのが難かなあ。それと、綺麗な花形に抜いた残りの豆腐の行方が気になる。

これで、ビール1本頼んで、全部で148元。決して不味くはないけれど、内容に比して値段がちょっと高めかなあという感じがする。実は中国の食べログ的サイトでも、あまり評価がよくなかった。

川味麻辣湯

日曜日、お天気が悪くて気が進まないけど、一日家に閉じこもっているのも気が滅入るので、上海の中でも特に日本人が多いという古北(くーべい)というエリアに遊びに行ってみた。
地下鉄を乗り継いで20分ほど。上海の中心地から少し外れたところにある。

どんなお店があるのかよく分からないが、中心にカルフールがあるのでそこを目指せばなんとかなるだろう。と思いつつ、地下鉄の駅を降りてからから70度ほど違う道を歩いてしまい、若干迷ってしまった。小雨が降り、怪しげな日本語の看板が散在する中をなんとかカルフールに到着。

まずは1Fのフードコートで腹ごしらえ。普通に中国風なお店とか、日本式ラーメンの店とかカレーのチェーン店が並んでいるのをしばし悩んだが、いまだに胃の調子が悪いので、、お腹に軽そうなスープのお店にしてみた。
ちなみに「川味」というのは中国語で、「四川風」という意味である。この営業形態もしくは料理が、本当に四川風なのかはよく分からない。

店の前の棚に、串にさした具材が沢山並んでいる。1本、1元〜4元くらいの価格帯。

これを好きなだけ大皿にとって店員さんに渡すと、串から外した具をざるに入れて湯がいてくれる。茹で上がったところにスープを注いで、できあがり。例によってスープは、普通のと辛いのと2種類あった。

好きな具だけ選べるというのがちょっと面白い。おかげで、野菜中心で胃に軽いスープにできてよかった。

お金の支払いだけ少し注意が必要で、まずフードコート全体で通用するプリペイドカードを買って、そこにチャージしたお金で支払う必要があるらしい。スープ自体は20元だった(具によって違う)のだが、50元チャージしてしまったので、また行かなければ。

スープを食べてから、さっそくお買い物。
建物の2F以上がカルフールになっていて、まず2Fに入るとそこは雑貨売り場。必要なものを買い込んでから売り場内のエスカレーターを上がると、3Fは食品売り場。日本人街にあるから日本食が沢山売ってるのかと思ったら、中山公園駅前にあるのと同じ、普通に中国風なカルフールだった。9個入りのピータンのパックとか、野菜とか、夕飯用のおかずパンなどを少々買いこんで退散。

家に戻ってきてから調べなおしたら、カルフールではなくてその周辺に、日系のスーパーがあったらしい。残念。まあ遠いわけではないので、また訪問したいと思います。