川味麻辣湯

日曜日、お天気が悪くて気が進まないけど、一日家に閉じこもっているのも気が滅入るので、上海の中でも特に日本人が多いという古北(くーべい)というエリアに遊びに行ってみた。
地下鉄を乗り継いで20分ほど。上海の中心地から少し外れたところにある。

どんなお店があるのかよく分からないが、中心にカルフールがあるのでそこを目指せばなんとかなるだろう。と思いつつ、地下鉄の駅を降りてからから70度ほど違う道を歩いてしまい、若干迷ってしまった。小雨が降り、怪しげな日本語の看板が散在する中をなんとかカルフールに到着。

まずは1Fのフードコートで腹ごしらえ。普通に中国風なお店とか、日本式ラーメンの店とかカレーのチェーン店が並んでいるのをしばし悩んだが、いまだに胃の調子が悪いので、、お腹に軽そうなスープのお店にしてみた。
ちなみに「川味」というのは中国語で、「四川風」という意味である。この営業形態もしくは料理が、本当に四川風なのかはよく分からない。

店の前の棚に、串にさした具材が沢山並んでいる。1本、1元〜4元くらいの価格帯。

これを好きなだけ大皿にとって店員さんに渡すと、串から外した具をざるに入れて湯がいてくれる。茹で上がったところにスープを注いで、できあがり。例によってスープは、普通のと辛いのと2種類あった。

好きな具だけ選べるというのがちょっと面白い。おかげで、野菜中心で胃に軽いスープにできてよかった。

お金の支払いだけ少し注意が必要で、まずフードコート全体で通用するプリペイドカードを買って、そこにチャージしたお金で支払う必要があるらしい。スープ自体は20元だった(具によって違う)のだが、50元チャージしてしまったので、また行かなければ。

スープを食べてから、さっそくお買い物。
建物の2F以上がカルフールになっていて、まず2Fに入るとそこは雑貨売り場。必要なものを買い込んでから売り場内のエスカレーターを上がると、3Fは食品売り場。日本人街にあるから日本食が沢山売ってるのかと思ったら、中山公園駅前にあるのと同じ、普通に中国風なカルフールだった。9個入りのピータンのパックとか、野菜とか、夕飯用のおかずパンなどを少々買いこんで退散。

家に戻ってきてから調べなおしたら、カルフールではなくてその周辺に、日系のスーパーがあったらしい。残念。まあ遠いわけではないので、また訪問したいと思います。