健康診断、カルフールに携帯電話

外国人が中国で就労許可証を取るには、まず健康診断をうけなければいけないのだそうだ。本当は事前に予約しておけばよかったのだけれどすっかり忘れていて、上海についてから慌てて予約したら、午後2時の予約になってしまった。健康診断なので、朝から飲まず喰わずで14時まで我慢(水・お茶はOK)。

ふらふらになりながらたどり着いた虹橋空港近くの検疫極で、何を検査されるのだろうとびくびくだったが、まずは書類申請用の写真を撮影。デジカメで撮影したイメージを、おじさんが意外と起用に加工して、印刷してくれる。そのあと更衣室で検査着に着替えて、視力、採血、胸部X線、腹部超音波、心電図、触診&聴診器、身長体重、血圧、と一通り検査した。

採血の注射の針が、子供のときに持ってた昆虫標本作成キットの注射器くらい針が太かった。私は血管が細くて刺さりづらいらしくて皆さん苦労するので、どうなることかとおもったけど、うまくスパっと刺してくれた。さすが中国人4千年の歴史(違。
また、日本の視力検査は、「C」の向きを答えるけど、中国の視力検査は「E」の向きを答えるというところが違った。調べると、いろいろな方式があるらしい。アメリカでもEだった可能性があるけど、よく覚えてない...

小一時間で検査が終わり、タクシーで少しはなれた中山公園駅まで。大きな電器屋があるので携帯を買うのが目的だったけど、まずは腹ごしらえということで、前から行ってみたかった生煎のチェーン店へ。

腹ごしらえのあと、電器屋によって、やっと携帯電話購入。HTCにしようかと思ったけど日本語が使えないというので、結局 ソニエリXperiaに決めた。また日本経済に貢献してしまった。
店員さんが若干の英語が話せたうえにサービス満点で、その場でSIMカードを買ってきて入れてくれた。これでやっと中国でもスマホが使えると一安心。
さらに店員さんがオイデオイデして、店の一角に連れて行かれた。そこには液晶防護シート貼り職人さんがいて、気泡もホコリも入らない完璧な保護シート貼りの技を実演してくれるのだった。私は不器用でかならずホコリを内包してしまうたちなので助かった。

るんるんしながらモール内を散策したら、カルフールがあった。普通の生鮮食品だけでなく、中国風の焼いた餅(というかパン)や蒸し饅頭、ローストした肉とか干し肉とか生きた魚とかいろいろ売っていて、とても楽しい。キッチンのある部屋に定住したら、色々買い込んで部屋で食べてみたい。