アンチョビ

新鮮なヒコイワシを安く売ってたので、たくさん買い込んできてアンチョビを仕込むことにした。
今回の仕込みは、ヒコイワシ、約1kgに、塩150g。(15%)
ヒコイワシ1kgで300円。1kgもあってもフィレにするとだいぶ目減りしてしまうが、それでも出来上がったアンチョビを買うよりは随分と安価なのが嬉しく、手作りのモチベーションを支えている。

まずは綺麗なタッパーにヒコイワシと塩を交互に重ねて入れ、このまま冷蔵庫で3ヶ月ほど寝かす。涼しければ常温で発酵させてもいいのだろうが、東京の夏は暑すぎる。熟成したら内臓と骨を取ってフィレにして、オリーブオイルに漬ける。

内臓を取ってから作る方法もあるらしいが、私は一緒に漬けてしまう派。そのほうが、発酵のうまみがよく出るような気がする。が、塩漬けしたあとでフィレにするのはなかなか大変で、アンチョビの価格のほとんどは手間賃だと思い知ることになるのだ。


美味しく漬かりますように。