ライ麦パンとバゲット

パン修行のその後である。
GWの間のお仕事日、ミーティングなどがないのをいいことに、「じたきん」制度を利用してパンを焼きまくっている。(※じたきん=自宅勤務の略)パン作りは作業する時間より、発酵させたり寝かしたり、待つ時間が長いので、仕事をしつつ時々パンの様子をみる、というのは丁度具合がよろしいのだ。

昨日の成果は「パン・ド・セーグル」。ライ麦率60%のみっちりずっしりと重いパンである。30cmくらいの細長いパンが2本つくれるレシピだったので、1本分はクルミとレーズンを入れて「パン・ド・セーグル・フリュイ」にしてみた。整形に失敗して、とじ目が横腹に来てしまったため、焼いてるうちに膨らんで裂けてしまった。うーん、失敗。でも味自体はみっちりずっしりとしてライ麦の香りがしておいしい。薄切りにしたのにクリームチーズを塗って食べると、むちゃくちゃワインに合う。

本日の成果はバゲット、というか細めに作ったフランスパン。また2本分のレシピだったので、クープ(切れ込み)の入れ方を縦1本と、斜めに5本の2種類にしてみたのだが、どちらも綺麗に開かなかった。写真は、それでもわりと綺麗に焼けたほう。もう一本はフランスパンとしては悲惨な外観になった。原因を自己分析すると、やはり成形がへたくそだったために、脇に亀裂が入ってしまい、生地のふくらみの力が、クープ部分にうまく伝えられなかったのが原因であるもよう。もしくは、コネ時間が短いか、原料が悪いのか(というか、やっぱり腕か)。ちなみにお味のほうはまあまあだった。

フランスパンの材料はほとんど粉・水・塩・イーストのみで、シンプルなぶんだけごまかしが効かないのだ。家庭用オーブンの限界というのもあるだろうけど、パン屋で売ってるような、クープの美しく開いたフランスパンへの道は遠い。

パン・ド・セーグル

バゲット

(自信ないので写真は小さめで)