ローピン(肉餅)

何も予定がない休日の一人ぼっちのお昼ご飯、暑いなあ、なに食べようかなあ、と思いつつ、ウー・ウェン先生のレシピで「ローピン(肉餅)」を作ってみた。

生地は簡単。薄力粉100gに、水60ccをあわせてざっくりと練る。
具は豚挽き肉100gちょっとに、刻んだ生姜、こしょう、酒、醤油、オイスターソースで味付けして箸でよく混ぜ、ごま油と刻んだ長ネギを半本分くらい入れてよく混ぜる。

整形がちょっと面白くて、打ち粉を振った台の上で生地を直径20cmくらいに伸ばして、その上の3/4に具を伸ばして乗せる。ちょうど、時計の0時から9時までを具で覆う感じ。そうしたら0時のところを端から中心まで包丁で切って、具の乗ってない1/4を6時から9時のところに折り重ねる。次に6時から9時を3時から6時に折り重ねて、とパタパタと折っていって、最終的に1/4円形にする。これをまた麺棒で伸ばして、直径20cmくらいの円形にする。生地が柔らかいから、1/4円から円形なんて無理な整形も、なんとなくできてしまうところがアバウトでよい。
油を引いたフライパンで蒸し焼きにして、両面をこんがりと焼き付ければできあがり。4つに切り分けると中は生地とひき肉が層になってて、中華風の簡単ミートパイといった感じの物体になった。

生地を発酵させないし、整形も餃子のように一個ずつやらなくていいので、すごく簡単にできた。このピン(餅)シリーズ、なかなか奥深いようなので研究してみようかな。