台湾ダレとか豚カシラ肉とか

こちらで教えてもらった台湾ダレのレシピで、魯味(るーうぇい、台湾風おでん)に再チャレンジしてみた。こってりとした醤油味に五香粉を効かせて、鶏の手羽先とか豚耳とか煮込む。中華食材店で買ってきた「魯味の素」を使ったときよりも、美味しくできたかも。これで「魯味の素」の在庫を気にせず、好きなだけ「魯味」することができる!

魯肉飯の具は豚のカシラ肉が美味しい、というのも教えてもらって、さっそく買ってきて試してみた。豚のカシラ肉は通称ホホ肉ともいって、内臓肉扱いなのでスーパーなどではあまり扱ってないが、クセも脂もなくとても美味しい。埼玉県の東松山あたりに行くと、ヤキトンと称してこのカシラ肉を串焼きにしたのに独特の辛いニンニク味噌をつけて食べるのが名物で、これもとてもウマい。煮込んだカシラ肉はホロホロとして、これも大変美味しかった。汁ダクなかんじでご飯にぶっかけて、手羽先と半熟煮卵と豚耳もついでにもりつけて、香菜乗っけて食べた。とても幸せ。最近は夏になるたびに自分の嗜好が南下する傾向にあるので、今はとっても台湾な気分。(もう少し夏が本格化すると、タイランドまで行ってしまうのだ)

それにしても豚カシラの魯味はかなりヒット。もっと沢山煮ればよかったなあ。
台湾ダレは残しておいて、翌日新しい鶏手羽先と芋や筍など煮てみたりして。継ぎ足しながら使えば子孫まで継承できるかな、と思ったけど、具材のゼラチン質が溶け出してすごい濃度になってきたので3回目くらいで捨てた。コラーゲンたっぷりなのでもったいなかったかもしれない。顔にでも塗ってみればよかっただろうか。