麺のルーツを探る番組

NHKで麺のルーツを探る番組をやっていたので楽しく拝見。
広州の、米の粉で作った幅広のヌードル「河粉」に始まり、黄河の北部では小麦粉を練ったものは餃子でもなんでも「麺」と呼ばれること、モンゴルのほうでは蕎麦や雑穀の麺が食べられること、生地を小さな穴から押し出して作る方法は韓国の冷麺の製法に受け継がれていること、などなどを、それぞれの土地の麺料理の紹介とともに見せる。各地で麺料理を作る職人さんの手さばきがあまりに見事なのでうっとり。特に、針の穴にも通るという極細の手伸ばし麺を打つ技がすごかった。
なんだか辛抱たまらなくなって夕飯は近所の台湾料理屋へ。おつまみ数品に、もちもちした皮の水餃子に、「台湾風炒面」。テレビでも紹介していたが、この店のメニューでも「面」の字を「麺」の簡体字として使っており、そんなところまで本格的なのだった。