奈良旅行 その2

お昼ご飯を食べたあと、そのままぶらぶらと奈良公園を通り抜けて、春日大社に行きました。

とにかく鹿が沢山いるのに感激!


鹿せんべいを買って、鹿にあげました。食べてる顔は、なんだか犬っぽい。

自分でも味見してみましたが、小麦粉ベースの素朴な焼き菓子という感じで、悪くなかったです。でも、一説によると鹿せんべいにはワラが入っていて、人間向きではないらしい。。。とりあえず食べても平気だったので、人体に直ちに影響があるようなものではないようです。

境内、というか公園の中に、東屋のような感じで料亭があるのに感心したり、

古木の根のからまり具合に見とれたり、

大きな池に浮いた東屋と、遠くの山のマッチングをしみじみ見たり。

水琴窟の上に、珍しい白い藤の花が咲いて、よい香りを放っていました。

いよいよ春日大社。手水場も鹿さんです。

古い灯籠が沢山置いてあるけど、そのあたりを気にせず歩き回る鹿さんも沢山。

春日大社の門。

有名な「砂ずりの藤」は、春日大社の境内にあります。藤は、花の見頃が終わったあとの7月ごろに翌年の花芽をつけるのだけれど、昨年は猛暑のせいで花芽が育たなかったのだとか。例年1m60cmぐらいの長さで垂れ下がる藤の花が見事なんだそうですが、今年はせいぜい60cmくらいでした。

藤が神社のシンボルだとかで、巫女さんも藤のかんざしをしています。

神木とか、

灯籠とか(3月のお水取りのときには灯がともるらしい)

神社の後ろに咲く山藤などを堪能。

境内に生えた木は神聖なので、切らないそうです。木を切る代わりに、屋根を切ってしまった例。こういうの、好きです。


次に、東大寺に行きました。奈良は全体的に空いていたのですが、東大寺の参道だけは、屋台が沢山出ていて、正月の川崎大師のように(実際はかなり軽く)混雑していたので辟易しました。

そんな中で目を引いたのが、玉子せんべいの屋台。大きなエビセンに目玉焼きを乗せて、マヨネーズだのなんだのをトッピングしたストリートフードですが、今回初めて目撃しました。

じゃんけんに勝ったり、くじを引いて当たったりすると、目玉焼きがもう一個プレゼントになるのが標準みたい。残念ながら、今回は試してみませんでした。味は想像がつくのですが、目玉焼き好きとしてはいずれチャレンジしてみたいです。

東大寺の南大門(最近平衡感覚がおかしくて、ナナメに映っております)

そしてこのメインビルディングの中に

有名な奈良の大仏があります。
ここは撮影禁止ではないので、敷居をまたいだとたんにみんなが一斉に写真撮影するので、列が前に進まなくて大変でした。。。仏像が撮影禁止だと、写真を撮れなくて寂しいけれど、心安らかに鑑賞するためには撮影禁止の方がいいのかなと思いました。



毘盧遮那仏は沢山の仏陀を統べるスーパー仏さんなので、光背に小さな仏像がちらばっています。

あと、広目天とか。

他にもうろうろ歩いたのですが、古い建物の基盤の石が、なにげなくあちこちに残っているのがすごいと思いました。

正倉院も見たかったのですが、クローズされていて入れず。残念。
屋根瓦の上で踊っている獅子がキュートでした。