クリスマスディナー 2010

例によってクリスマスっぽい食事をつくったので記録のために。

前菜その1は柿の生ハム巻き。生ハムメロンが有名だけど柿も美味しいと聞いてたので試してみた。決して、メロンを買うのをケチったわけではありませぬ・・・たぶん。


前菜その2はカナッペ。チーズと、トマト&バジル、自家製レバーペーストの3種類。
若い女子にもレバーペーストが好評でほっとした。
クリスマスパワーなのか、いつも行くパン屋さんではバゲットもバタールも売りきれで、ミッシュブロートというライ麦の入ったドイツ風のパンを買ったのだけれど、レバーやチーズにはむしろこっちの方が合うかも、と思ったり。
チーズはふんわりした白カビに包まれた Saint Andre。癖がなくて、クリーミーでこってりた味わいで、万人受けしそう。


ブロッコリーのスープ。ポテトとタマネギとブロッコリーの茎をスープで柔らかく煮て、最後に茹でたブロッコリの花の部分を入れてハンドブレンダーでつぶして、豆乳を入れて塩で調味したもの。クリスマスっぽくしようと思って赤と黄色のパプリカをトッピングしてみたけど、沈んでしまったし、味としては邪魔だった。やっぱりクルトンにすればよかった。


頂きもののタラバガニ。冷凍だったけど身がぎっしり詰まって美味。手抜きで美味しくて幸せ〜。


近所のスーパーでは丸鶏が人気でまったく入手できなかったので、メインは鶏のモモ。いっそのことタンドリーチキンみたいな味付けにしてみようかと悩んだけど、失敗しそうな気がしたので無難に塩とニンニクとオイルで下味をつけて、ベランダで枯れかけてたローズマリーの最後に残った青い枝を無情にもつみとってオーブンへ。モモ人数分だと、肉の量が多い。シンプルな味付けだけど、オーブンで焼いた鶏肉は美味しい。


〆には、時間が余ったので久々にパスタを手打ちしてみた。完成品の写真を撮り忘れたけど、タラバガニの胴体の部分のほぐし身を入れたホワイトソース仕立てにした。ソースとカニの身とパスタを合わせて、そこにすりおろしたパルミジャーノチーズを入れて和えた。

ホワイトソースは、ポテトとタマネギとカリフラワーとコリアンダー数粒を煮てハンドブレンダーで潰したヘルシーバージョン。家で作るご飯は味ではどうせプロにはかなわないので、せめてヘルシーにすることにしている。カロリーコントロールが主目的だけど、私もクリームやバターが苦手なので丁度よい。

久々の手打ちパスタは、ちょっと厚みがあって手打ちうどんっぽい食感だったが、おおむね好評。フェットチーネと呼ぶにはもう少し薄い方がよかったかなー。気がつけば、わが家のパスタマシンはアメリカにいるころに買ったので、ももうすぐ10年選手。


デザートはFlioのロールケーキ。味としては普通にショートケーキだった。


ちなみにこの前日はお誕生日祝いとして、小ぶりのタイを塩釜焼きにしてみた。思ったより簡単だったけど、塩を大量に使うので晴れの日の料理という感じ。

あと、ちゃんと肉の入った肉じゃが。肉の代わりに油揚げの入ったベジタリアン肉じゃがとか、鮭じゃがなどが横行するわが家の食卓では、肉入り肉じゃがは晴れの日メニューを努められるのだ(笑)。