四国旅行 松山編 その2

今治城

台風が襲来していたこともあり、翌日は大雨。どうせ雨なら車があった方がいろいろ楽だね、ということで、レンタカーを借りて、今治へ。

今治城は、海の近くで、堀に海水を引き込んでいるらしい。立派な広い城で、建物はほとんど近年再建されたものだが、頑張ってる感じがあって美しかった。ただ、ものの本によると天守閣は本来存在していなかったのに、無理やり建ててしまった、「存在してはいけない天守閣」なのだそうだ。


ところで、今治といえばタオル工場が多いので有名だが、瓦も有名らしい。途中、菊間という街を通り過ぎるとき、同じような見た目の小さな瓦工場が何軒も並んでいたのが印象的だった。この菊間の瓦は松山城などにも使われているらしい。

伊予水軍

ご飯は、しまなみ海道入り口の近くにある「伊予水軍」というお店。魚介類の美味しいお店で観光客に人気があるらしく、まさにそういう感じのお店だった。タコ釜飯、鯛釜飯などを食す。


外は相変わらずの雨。レンタカーでしまなみ海道を通ってみたいと思っていたのだが、この雨では景色は望めないね、ということで次回の宿題に。

じゃこ天と「いずみや」

松山のめいぶつといえば、「じゃこ天」なのである。
今治から戻る途中、道の駅で揚げたての「じゃこ天」を売っているのを発見して、さっそく購入(写真右)。野菜天というのも買ったら、こちらは普通の白身魚のさつま揚げ風なものだった(写真左)。揚げたてのじゃこ天は非常にうまかった。ビールに合いそう...が運転手なので断念。

道の駅でもうひとつ変わったものを見つけて買い食い。
商品名は「いずみや」となっている。魚(多分太刀魚)の酢でしめたのをネタにした握り寿司みたいなものだが、酢飯のかわりに酢で味をつけた「おから」が使われている。酢の具合が絶妙で、なんとも日本酒に合いそう...と悶えたが、運転手なので我慢。


今治風の焼き鳥

今治まで行ったら今治風の焼き鳥を食べてみたい、と思っていたのだが、訪れた時間帯が昼であったこと、車で行ったことなどを考えて、焼き鳥は断念したのだった。その代わりに、松山市内にある今治風焼き鳥のお店へ。
今治風焼き鳥は鉄板で焼くのが特徴で、とくに皮焼きが有名らしい。ちょっとタレが甘めだったが、ビールにあうお味。


2軒目

思う存分松山の夜を満喫すべく、町を徘徊す。
店名は忘れてしまったが、適当に入ったお店で松山の海の幸。

亀の手。亀の爪みたいな部分を割ると、中に貝の身みたいなのが入っている。見た目はグロテスクだが、磯臭くて美味しい。

うちわえび。南の海ではよく見る。

他にも〆鯖だの、また自家製のじゃこ天だのをもらって、ご機嫌でした。