うちの「もどき」料理

先日、立川の台湾素食店で食べた「うなぎもどき」が美味しかったので、うちでも適当なレシピで作ってみた。

おかずパートの真ん中の黒っぽい物体が、自称「うなぎもどき」。
精進料理の本を見ると「うなぎもどき」のレシピは色々あるけれど、これはごく単純に、レンコンだけで作ったもの。すりおろしたレンコンの水気を切って、片栗粉と塩少々を入れて海苔の上で平たく形作り、多めの油で揚げ焼きにしたもの。味付けは醤油と味醂でこってりと。うなぎっぽいかというと微妙だが、もちもちして面白い食感で、意外と好評だった。次は他のレシピにもチャレンジしてみたいところだ。

こちらは、「ちくわの磯辺揚げもどき」で、こちらのレシピを参考にしたもの。材料のちくわぶは、あらかじめ昆布出汁と醤油で下味をつけて煮含めておく。青海苔と小麦粉で衣を作って、ちくわぶにまぶして揚げ焼きにして完成。みためは本物のちくわっぽいが、食べるとむちむちした小麦粉感に裏切られて一瞬びっくりする。

ちくわぶに関する限り、人間は3種類に分類できると思う。

  1. ちくわぶの存在を知らないか、存在そのものが許せない人。
  2. ちくわぶの存在は知っているが、好きでも嫌いでもない人。
  3. ちくわぶをこよなく愛する人。おでんはちくわぶだけ大量に食べたいと思っているし、他の形態のちくわぶもあまねく愛せる人。

三番目のタイプにはお勧め...かな?