健福@立川 再訪

立川のグランデュオ7Fにある「立川中華街」の中の、台湾素食の店。一月ほど前に行った時はランチタイムで色々食べられなかったので、満を持して再訪してみた。最近、花粉症治療のために菜食制限中で、外食といえばキツネうどんオンリーだった同行者は、メニューの選択肢の多いのが、とてもうれしそう。

まずは水餃子。ごく普通の見た目と味。中身は野菜と大豆たんぱく少々で、普通に美味しい。

春巻き。キャベツがたっぷり入っていて、甘くて美味しい。肉がなくても何の違和感もない。というか、私はむしろこっちのほうが好きかも。

鶏肉のカシューナッツ炒め風。鶏肉に見えるのは大豆グルテンの「素鶏」。ちょっと合着肉っぽい食感だが、正直、言われなければ肉と信じてしまうような味。

イカのチリソース風。ひらひらとしたイカの代わりに入っているのは、こんにゃく。普通のこんにゃくよりシャキシャキした食感で、食べた瞬間はなんだか分からない。イカかこんにゃくの2択だったらこんにゃくと答えられると思う、という感じ。意外とスパイシーなソースで、一緒に盛られている揚げたシメジが美味しい。

これは北京ダック。右側の茶色い物体がダックのつもりらしいが、厚みがあって、皮だけでなくて身もついたダックという感じ。春餅とテンメンジャンと共に、レタス、トマト、きゅうり、千切りセロリが付け合せにつく。このお店は仏教系の台湾素食のため、五薫(ニンニクやネギなどの香味野菜)を使わない。そのため、ネギの代わりにセロリの千切りがついてるらしい。正直、北京ダックはテンメンジャンとネギの味が支配的だと思うので、ネギのないのはちょっとつらかった。まずくはないが、北京ダックらしいかといわれるとかなり微妙。

「ダック」部分の断面。キノコと大豆グルテン?を海苔と湯葉みたいので巻いて揚げてある。どうみてもダックには似ていないが、味は普通に美味しかった。

「素うなぎ」と栗の炒め物。うまい。

「素うなぎ」の断面。細かくした湯葉か大豆グルテンかなにかを、海苔で巻いて上げてある。しっとりして味もしっかりついてて美味しい。海苔が、うなぎの皮っぽさをかもし出している。

あとは台湾ビールとか紹興酒とかをもらって、すっかり良い気分で満腹になったのでした。