生肉文化 - Mett

ホテルの目の前にパン屋があり、朝から焼きたてのパンやサンドイッチを売っている。コーヒーも出してくれるてその場で食べられるので重宝しているのだが、今日その店で多少ドイツらしいものを食することができた。

タルタルステーキのような叩いた生肉を、パンの上にこんもり載せたもの。最初は焼いて食べるのかと思ったが、見ているとドイツ人の方々はこの生肉乗せパンを朝から1つ2つとモリモリと食べている。味付けは塩コショウとさっぱりしていて、まさに肉を食べている感じであった。

ところでこの生肉、最初は牛肉だと思って食べていたのだが、どうも牛肉っぽい味がしない。調べてみたら、この料理は Mett と呼ばれ、豚肉で作るものなのだそうである。豚肉は生食できないと子供の頃から教えられえいたが、実は迷信だったのか。寄生虫は大丈夫なのだろうか。まあ宮崎では鶏を、沖縄では山羊を生食するくらいだから、豚も生食しようとおもえばできるのだろうとは思うが。ううーむ。

  • 行ったお店: Bäckerei Laube, Dresden の World Trade Center内。