新趣向の中国語講座

たまたまテレビをつけていたら、ひさびさにNHK中国語講座を見てしまった。去年も一生懸命見ていたのだが、ずいぶん変わっていてびっくり。NHK中国語講座といえば1)日本人の教授、2)中国人の先生+アシスタント、3)パンダなどの中国系愛玩キャラクタ、4)伝統的中国風映像+音楽 がセットになっているのが定番なのだが、今回はかなり斬新に改革したようだ。
今回の趣向は、1) CGバリバリのおしゃれな(?)サイバー空間風背景に、2)中国人のイケメン配備、3)日本人もイケメン、4)中国人の先生+アシスタントは据え置き、5)最近の中国・台湾のイケメン満載でおしゃれなTV番組を紹介、となったようだ。日本人の教授は排除の方向となった模様。でもこの手の番組にありがちなベタベタな寸劇は健在だ。
これだけではなんなので、内容についても触れねばならぬ。おそらく新しい試みと思えるのが、まず漢字を見せる前に耳とピンイン(発音記号)でじっくり聞かせ、内容を視聴者に推測させる造りになっていること。これは実はすごく重要なのではないかと思う。漢字を共有しているだけに、中国語は文字で見るとなんとなく意味が分かってしまう。だから、読んだら分かるけど聞いては全然分からない、また発音できない、ということがとても多い。中国語は子音の数も多く、四声もあって発音・聞き取りはとても難しい。視覚に頼らず耳で親しんでいくのはいいかもしれない。
というわけで、中国語講座がちょっと気になる今日この頃。昨年は途中で挫折したけど、もういちど勉強してみようかしらん。(←半分はイケメン効果)