GWスキー

GW恒例の春スキーから帰ってきた。毎年4月終わりの連休にひっかけて湯沢あたりにスキーに行くのだが、年によって雪が少なくてほとんど滑れないというときもある。今年は冬の雪の多さが幸いして、まだ積雪2m以上。スキー場は5月末まで営業するそうだ。
GWスキーといっても目的の半分はスキー場でやるバーベキューなのである。肉や魚や大量のビールやBBQ用の炭などを背負ってゲレンデへ行き、端っこのほうの林の中でこっそりBBQ。火をおこす間に雪を掘って天然の冷蔵庫を作り、ビールを埋めておいて冷やす。GWごろはなぜか晴れていて暑いほどの日が多いが、そんな天候だとなおさらビールが美味しい。今年は特に、丸ごとのイカだのたけのこだのといったチャレンジングなメニューも。丸ごとのイカはワタのはいったまま丸ごと焼いて、切って身をワタに絡めながら食べるとむちゃくちゃ旨い。たけのこのほうは丸のまま炭火に放り込んで、小一時間ばかりも焼いてみた。竹串を刺して柔らかくなったことを確認してから皮を剥いて食べてみたが、とうもろこしのような甘い香りが凝縮してなかなか美味しいのだった。そのほかにも厚揚げ、ウズラの卵のベーコンまき、トマトのベーコンまき、などなどBBQというよりは焼き鳥屋みたいなメニューで大いに盛り上がった。
湯沢のもう一つの楽しみは、新鮮な魚介類である。駅前の魚屋で、寺泊から運んだ魚やカニを売っており、新鮮な上に値段もなかなか手ごろで、東京では見かけない珍しい魚などもある。しかし今回は同行の友人が中一日とって寺泊まで釣りに行き、大きなメバルを釣ってきた。メバルは刺身や、「せごし(酢洗いにしたもの)」や、アクアパッツァになった。そして船上でつりたてを開いて干して作ったというホッケの干物。ホッケなんて北海道にしかいないのかと思ったが、新潟あたりでもつれるものらしい。他にもおつまみをいろいろ購入して自炊し、全体的に食べ過ぎの連休となった。