粤味馆 人民広場北側 黄河路

人民公園の近くに、 黄河路という飲食店が集まったストリートがある。
こういうローカルな店も開拓してみたいなと思いつつ、いきなりディープな店は敷居が高いので、まずは比較的綺麗な感じのお店に行ってみた。
1Fには水槽と受付みたいなところがあって、店に入るとトランシーバーを持ったおじさんが、2Fの客席スタッフに人数を告げて案内してくれる。若干ワイルドだけど、感じは悪くない。
店はそこそこ小奇麗だけれど、絶対に観光客は狙ってないくらいの乱雑さ。中国の食べログ的サイトにも、家族での食事によく利用するという書き込みがあったけど、まさにそのくらいのレベルの丁度良い小奇麗さと乱雑さが同居している。

名前からし広東料理だと理解したので、メインは新鮮なシーフード。蝦を揚げてあるのを選んだ。殻ごとのエビを揚げて、甘めのソースをからめてある。時価で82元。

青菜は、松子万年青という松の実をトッピングした和え物。

もう一つ、あたたかくて消化の良いものを食べたいなと思って、はまぐり入り中華風茶碗蒸し。26元くらいだったので油断したら、深さも結構ある、直径22cmの皿にドドーンときた。
美味しいけど、殻つきのハマグリがごろごろ入ってて若干食べづらい。

青島ビールも頼んで、全部で137元。大満足。一人だから割高になってしまったけど、人数が多ければもっと安く済むだろうという感じ。またリピートしようっと。

蝦と茶碗蒸しは食べきれず、お持ち帰りにした。

店員さんはみんな小奇麗な制服を着てお行儀がいいのだけれど、一人だけオレンジ色のトレーナーとジーンズを着用した、濃い目の明石屋さんまみたいなおじさんがいた。お持ち帰りをお願いしたら、このおじさんが入れ物を持ってきて、席に座ってなんだかぺらぺら話しながら、残った料理を器に移し変えてくれた。何を言ってるのか皆目わからなかったけれど、店で一番存在感があるおじさんなのには間違いない。店長さんなのか、それとも単に態度のデカいおじさんなのか、気になる。。。