上海浦東空港でごはん

突然「明日の朝から武漢でミーティングがあるから出張せよ」という指令が下って、話を聞いて15分で切符を手配して、ほとんど着の身着のままで、PCの入ったバッグに最低限の着替えだけ詰め込んで空港にすっとんでいった。無茶ぶりが多くて大変な現在の職場なのである。

朝スタバでサンドイッチを食べただけで、空港に着いたのが夕方7時過ぎ。とりあえずチェックインしてから、空港内のレストランで食事。

浦東の空港は大きくて沢山レストランがあるけれど、国際線乗り場に近いところにあるのは妙に日本食とか洋食とかが多くて、中国らしさを楽しみたい人にはつまらないと思う。でも、国内線乗り場のある一角に行くと、お客さんが殆ど中国人ばっかりのコテコテの中国料理屋がある。特別美味しいわけではないけれど、妙な日本食よりは納得できるので、最近はこちらを利用することが多い。

本格的っぽい中国料理メニューも沢山あるけれど、一人だと何品も食べられないので、セットメニューのうちから、ワンタンメンと排骨トウチ蒸しと青菜のセットを注文。青菜は茹でたレタスに醤油ダレがかかったもの。中国だとレタスは茹でて食べることが多いみたいで、中国料理屋で出てくるのは99%これ。慣れると結構美味しい。排骨トウチ蒸しは普通に美味しく、ワンタンメンはもう少し気合が欲しいといった感じの味。

近くに清真料理イスラム系ということだと思う)もあるので、次に空港で食事するときには試してみたい。

お店: 粤菜館 上海浦東空港第1ターミナル3F


結局順調に、夜中前に武漢について、夜中過ぎにホテルにつくことができたのだった。空港からホテルまで、前回は、ものすごくマナーの悪い白タクに乗ってしまってとても怖い思いをしたので、今回は注意深く普通のタクシーを選んだ。そしたら、運転はずっとまともだったのだが、ものすごくタバコくさい車で参った... 車に染み付いているだけでなく、フレッシュな吸いたての臭いが充満していて、40分くらいの乗車時間中ずっとマフラーで口元を覆った上で鼻を摘まんでいる必要があったのだ。どうも武漢のタクシーとは相性が悪い。