姫路旅行

先週末の三連休に姫路に行ってきた。というのも世界遺産にもなってる姫路城が今年春から大規模な改修工事に突入してしまい、一度始まると5年くらいは全体のお姿を拝めなくなるそうなのだ。見られるうちに、ということで、現在忙しくて首も回らないくらいなのだが、そこをなんとかヤリクリして旅へ。

新幹線で姫路につくと、駅に大きな模型があって心躍る。何もここで写真をとらなくてもいいようなものだが、立体模型で全体図がわかるのは結構嬉しい。


午後一番着の新幹線だったのでおなかはぺこぺこ。昼食は、姫路のB級グルメとして有名らしい「えきそば」。
つまり駅の中の半分立ち食いのおそば屋さんなのだが、そばといいつつ小麦粉で作った中華麺を使っていて、出汁は和風なのが珍しいらしい。メニューを見ると天ぷらそばが350円、月見そばが380円。月見より安いのは何故だろうといぶかしがりつつ天ぷらそばを注文すると、かきあげというよりは、平たく揚げた天かすという感じの「天ぷら」。たしかにこれは材料費が安そう。連れは新製品だという牛天ぷらの乗ったそば。


えきそばは、特筆すべき部分はそれほどないけど、まあ美味しかった。中華麺というか、細めのうどんのような麺。考えたら沖縄でも小麦粉の麺をそばというので、あんまり珍しくない。


5分でおそばを食べ終わり、さっそく姫路城へ。三連休初日ということもあり、結構込んでいた。しかし、おそばで手早く昼食を終えて、お城に直行したのがよかったらしい。私たちが並んでいる間に行列はどんどん肥大化していたのだった。


これまでいくつものお城を見てきているが、確かに国宝かつ世界遺産にもなっている姫路城、いろいろな意味ですごかった。まず壮大かつ優美な連立式天守。そして天守だけでなく、塀や櫓、石垣などの遺構が、とてもよいコンディションで沢山残っている。おまけに敵を惑わすしかけのいろいろ工夫された縄張りがとても面白い。今回は既に工事が始まっていて入れないところもあったので、工事が終わったときにまた来てみたいなあ、と思ったりして。


城を見終わってぶらぶらと宿に向かったが、姫路の町はこじんまりしていて、端から端まで歩いていけそうな私好みのサイズ。でも大小のお店が沢山あって、結構にぎわっている。
こんな感じの定食屋さんとか、

こんな感じのコーヒー屋さん(営業しているのか不明)

があって、なんとなく昭和の香り。