アルコイリス@川崎(ペルー料理)

日ごろ、工場と川崎大師の他には目立った見所がないと思われがちな川崎であるが、なぜかペルー料理店が豊富にあるのである。そんなにインターナショナルな街とも思われないのだが、なぜだろう? 川崎にある工場にペルー系移民のかたが多く勤めていたとか、そういう歴史でもあるんだろうか。
というわけで、先日行ったインティライミのはす向かいにあるもう一軒のお店へ。

インティライミの方は比較的こぎれいな普通のレストランっぽい店だったが、こちらはもっと渋い。子供のころに近所にあった洋食屋さんを思い出させる、ちょっと昭和の香りのするお店だった。

注文その1は、アヒーデガジーナ(Ají de gallina)。鶏肉のアヒソース煮込みということで一見カレーのような外見だけど、辛くない。たっぷりした煮込みの殆どが鶏肉! という肉含有度の高いメニューで、非常に食べ応えがあった。

注文その2は、セココンビナード (Seco combinado)。大きな牛肉の塊とごろりとしたジャガイモを、コリアンダーのソースで煮込んであるもの。肉は子供のこぶしほどもあるのが2つで、これまた肉含有度高し。結構獣くさいが、クセのあるコリアンダーのソースがアクセントになってる(が、これもクサいので肉の獣くささもコリアンダーも苦手な人はぜったい食べられないと思う)。豆の煮込みとセットの盛り合わせ。

全体に量が多くて、非常に食べ応えがあったのだった。