金柑マーマレード

かんきつ類の皮のほのかな苦味が好きなため、ジャム類ではマーマレードがかなり好きだ。食べるほうではグレープフルーツとか、丸ごと食べて皮の苦味を味わえる金柑がかなり好き。美味しい金柑を売っていたので、金柑のマーマレードに挑戦してみた。

まず、熱湯で金柑をさっと下茹で。次にぺティナイフで半分に割って丁寧に種を取り出し、適当な大きさ(今回は1個を4〜6分割と大きめ)に切り分ける。ホーローの鍋に水ほんの少々と種を取った金柑を入れてしばらく煮る。水分が出てきたら、蜂蜜を入れてさらにしばらく煮る。思った以上に水分が出てくるのでちょっとびっくりするが、しばらく煮て適度に水分が飛んだらできあがり。煮沸消毒した瓶に入れて脱気して完成。
ちなみに用意したのは金柑500gで、糖分は少なめの200gにした。

金柑の切り方が大きいのでジャムというにはちょっとゴロゴロしているけど、ほのかな苦味と金柑特有の香りがあって、かなり美味しく出来た。美味しいフランスパンにつけて食べると幸せ。

美味しくできたので調子にのって、後日イチゴジャムも自作してみた。が、こちらは失敗。敗因は、砂糖を控えすぎたためか液状になってしまった点。しかしそれ以上に、甘いだけのイチゴジャムにはまったく魅力を感じないのであった。つくづく苦いもの好きだなあ。