陣屋@川崎

ちょっと飲み足りなくて、川崎の仲見世という昔からある飲み屋街へ。黒い服を着た呼び込みのおにーちゃんが大勢立ってて、全体的に町並みがケバくなってしまったみたい。そんな中に、昔ながらの気楽な大衆酒場発見。

メニューを見ると、やきとんがやたらと安くて、1人前3本で180円からである。1本60円だ。安っ!
しかし先ほどたらふく極上焼き鳥を食べたばっかりなので当然食指が動かない。連れが「あっさりとポテトサラダでも食べたい」というので注文。マヨネーズをたっぷり使ったポテトサラダがあっさりしていると言う時点で何かが変だと思うが...。ついでに、コロッケも美味しそうということで注文。もはや、全然あっさりしてない。

ポテサラは420円。コロッケも420円。やきとん3本180円の店としては、高めの価格設定に感じたのだが、その謎は注文した料理が運ばれてきて解明した。とにかく量が多いのだ。コロッケは直径10cm、厚さ3〜4cmほどもある円盤型の巨大なやつが2個、皿に盛り上げられている。お店の手作りだ。ポテサラのほうも負けていないボリューム感だ。すごーい。ただ問題がひとつだけあって、どうやらコロッケの内容はポテサラとほぼ同一なのであった。期せずして大量のイモにまみれる私たち...そして私は悟った。たしかにポテサラは、コロッケに比べるとさっぱりしている。
胸がいっぱいになりつつも、ポテサラ&コロッケをたべつつ、ハイサワーや酎ハイを飲むのは、なんだか妙に楽しい。学生時代に戻った気分。

隣で飲んでいた若いおにーちゃんの二人連れが面白かった。知って知らずか、大量の料理を注文してしまったようで、コロッケ、ポテサラ、普通のサラダ、チキンカツ、鶏の唐揚げ、それにやきとん3種類(9本)を並べて苦戦していた。そうこうするうちにポテトフライ2人前が追加で運ばれてきた。こちらは見ているだけで胸が焼けそうだが、育ち盛りなのか、がたいのよい若いおにーちゃんは着々と大量の食べ物を消費していたのだった。すごいなあ。