地鶏専門店 鳥匠@川崎

久しぶりに美味しい焼き鳥が食べたいねってことで、噂だけ聞いてたお店にふらりと行ってみた。
時間帯のせいか、最初お客さんは私たちだけ。ちょっと暗い店内の雰囲気と少々高めの価格設定に不安になりつつ、串を何本か注文。

まず突き出しに、鶏ハツとレバをさっとレア状態に茹でたものが出てきた。一口食べて、思わず旨い! と声を立ててしまった。とても新鮮らしくて、内臓なのにまったく臭みがない。いきなり期待に気持ちが盛り上がる。

まずササミを軽くあぶってワサビをのせたもの。これも新鮮なササミをごくレアに焼いてるので、とろりとしてうまい。よくあるメニューだが、なんかちょっとレベルが違う。(写真忘れ)

続いて白レバ。お店の人が「うちのは軽く焼くんだけど、嫌ならよく火を通しますよ」と聞いてくれたのだが、生肉喰いの連れは「いや、ぜひレアで!」と力強く所望。これもトロトロで美味しい〜〜!

手羽先もプリプリしてジューシー。外はカリっと、中はほんのりレア加減で。

箸休めにもらったトマトサラダ。ニンニクががっつり効いている。

見慣れない「かっぱ」というのは、鶏のナンコツ(ヤゲン)にたっぷり肉のついたところ。コリコリしたナンコツと、ジューシーな肉のハーモニー。

一番スタンダードだと思われる「かしわ」すら美味しい。

最後に砂肝。コリコリとすこし内臓臭さを漂わせつつ、ジューシー。

二人で軽く食べて2杯ずつくらい飲み物を頼んで、8000円くらい。焼き物は300円くらいからと安くはないが、クオリティを考えたら全然高くない。全体に、同じ焼き鳥なのになんでこんなに違うんでしょう、というほど美味しかった。すっかり菜食主義の看板を返上し、心が肉肉星に旅してしまったのであった。