さぼりの日

最近、年初のせいとか不況のせいとかいろいろあって、気疲れ気味である。どうも昨日から頭が痛いのも、いったん治ったアトピーが微妙に痒いのも、きっとストレスのせいだ、健康のために気分転換しなきゃ、と自分に言い訳して、午後はさぼり。仕事をしているであろう人々を思い浮かべてちょっと申し訳ない気がしつつも、平日の明るい日差しの中を散歩するのは楽しい。学生のころ、よくサボっては山手線をぐるぐるしながら本を読んだり、新橋のガード下の映画館で古い映画を見たりしてたのを思い出した。でも、大人には有休という合法的にサボるシステムがあるのがすばらしい。大人でよかった。

せっかくなので表参道まで足を伸ばして、ランチ。ゴージャスなお昼を自分にご馳走することも検討したが、アトピーが気になるので健康的に自然食カフェで豆と野菜のカレーを食べることにした。いわゆるワンプレートランチという感じで、ひとつの皿にカレーと、ピクルスと、サラダと、厚揚げの味噌漬けみたいなやつ(美味しいかった)が添えられている。

ただ、いつも思うのだが、なぜこの手のお店は量が極端に少ないのだろう。あまりにおなかが空いていたので物足りなくて、思わずデザートまで食べてしまった。玄米菜食で大食い向きの店っていうのはないもんだろうか...

そのあと、100%オーガニックでヴィーガン仕様というパン屋でパン購入。ドイツ風の酸味のある素朴なパンで、こういうのが好きな私には非常にうまい。ただ、通常のパン屋に比べると、びっくりするほど値段も高い。材料費も手間もかかってるから仕方ないと思うが、健康的な食生活をするのって、ある意味贅沢だなあと思う。アメリカとかでもお金持ちは大体食事に気を使っててるからやせてる人が多く、太ってるのはファストフードばっかり食べてる貧困層が多い、みたいな話をよく聞くが、日本でも最近そうなってきてる感じがする。