カツオ三昧

週末、釣り好きの友人が、大漁だから食べに来いというので例によってご馳走になってきた。メジマグロの刺身に、本カツオとソウダカツオの刺身に、本カツオとソウダカツオのタタキに、塩焼きに、ヅケに、なめろうに、＜途中意識を失う＞、目覚めの握りずしに、などなど。特に大皿一杯にみっちり盛られた刺身は壮観で、すみませんごめんなさいもうたべられませんなんでもいいから火の通ったものをください、と泣きが入るほどにマグロとカツオを堪能したのだった。

さらにお土産に、本カツオとソウダカツオを１本ずつ頂く。内臓は抜いて下処理の済んだ状態のものだったので、翌朝時間のあるときに３枚におろし、一部を親類縁者に分配。で、その日の昼食がカツオのヅケ丼（東海林さだおのレシピで銀火丼という）、夕飯がカツオの刺身と手こねずし、血合いのニンニク味噌タタキ。今日の夕飯はユッケ風にニンニク醤油とごま油で和えたのと、中華風に野菜と一緒に豆鼓で炒めたもの。これで綺麗に食べきった。

カツオは生以外にあまり食べようがない、と聞いていたが、脂がのっているためか炒めたものも十分美味しかった。とはいえ、最後はレシピのネタが切れて即興状態になっていたので、あまりヘンな方向に飛躍する前に食べきったのは幸いであった。