CrabHouse (Seafood, San Francisco)

時差ぼけのせいで、午後になると猛烈な眠気が襲ってくる。西海岸の午後は、日本時間にすると明け方くらいになるから無理ないのだが、単に眠いだけじゃなくて体温が下がってきて身体が真剣に休もうとしているかんじ。寒いわ眠いわでツライ。今日は仕事も終わり、1杯のワインのせいでぐっすりとお昼寝。

起きたら4時過ぎだったので、頼まれたみやげ物を買うついでに夕食をとろうと、San Francisoまで足を伸ばしてみた。OaklandからSan Franciscoまでは、BART(電車)で15分くらい。そこから路面電車に乗って海に面したPier 39へ...行こうとしたら、間違えて反対方面の路面電車に乗り、気が付かずに終点まで来てしまった。トホホ。気を取り直してもう一度逆方面に乗りなおしてやっとPier 39へ。

Pier 39っていうのはサンフランシスコ港の桟橋を再開発したみやげもの屋やレストランが乱立する観光スポットなのである。ここで、やっとお目当ての品をゲットして買い物終了。

せっかく来たので夕飯も食べていくことにした。
"Home of the World Famous Dangeness Killer Crab (R)"
っていうメニューが気になって、CrabHauseっていうチェーン店へ。
カニはシンプルにゆでたのが一番だと常々思っているのだが、"World Famous" とかいう謳い文句には弱いのである。

Mojito (モヒト) というライムやらミントがはいった大雑把なカクテルを貰って、アペタイザにはクラブケーキ。このお店のはコロッケみたいにパン粉をつけてあげてあるタイプ。中身は蟹肉がぎっしりで結構美味しい。
Anchor Steamに切り替えて、メインはもちろん Killer Crab。"Whole Crab roasted in our secret garlic sauc" なんて書いてあるから丸のまま出てくるのかと思ったら、綺麗に切り分けたダンジネスクラブの足が熱い鉄板の上でじゅーじゅー言ってるタイプ。ちょっと塩っからく、ガーリックの効いたソースがついてて、ダンジネスクラブはちょっと大雑把な味なので、ちょうどいいこれがアクセントになってる。お店のサービスも悪くなかったけれど、全体的にあんまり感心しない感じ。やっぱり観光地じゃなくて、地元のヒトが行くようなお店のほうが、美味しいものに出会える。

クラブケーキ

"Killer Crab"

店を出て桟橋の淵を散歩したら、何十匹ものトドの群れがおうっおうっおうっとすごい声を発しながら、眠りに付こうとしているところだった。ひょっとしたらアシカなのかもしれないがよくわからない。英語で sea lion となっていたのだが、これは日本語のアシカとトドのどちらを指す場合もあるようで。ただ、動物園でよく見るアシカよりははるかに巨大で、トドっぽかったのでトドとしておこう。
大量のころころした動物が、身体をぶつけ合ったり、よりそって寝たりしているのを見るのはとても心が和む。同じことを考えるのか、このトド観光スポットではたくさんのヒトが和んでいた。

Sea Lions

行ったったお店