酔心本店

広島で一番有名だという和食屋へ行ってみた。
アラカルトで牡蠣やふぐ、刺身などもあるけれど、ちょっと悩んだ末にいろいろ有名料理が食べられそうなコースを頼むことにした。

  • 先付け:小いわしの煮たの
  • 刺身3種:さきいわし(小いわしを開いたもの)、鯛の薄作り、正体不明の白身魚
  • 煮付け:黒めばる
  • 揚げ物:ふぐの空揚げ、小いわしの変わり揚げ
  • 焼き物:牡蠣の自然薯焼き、あなご焼き
  • 酢の物:牡蠣のぬた
  • ご飯:あなご釜飯

蒸し物もあったような気もするけど、どうしても思い出せない...

小いわしというのは多分、カタクチイワシ。新鮮なものは刺身で食べられると効いたことはあったが、私は今回初めて食べた。ちょっとクセの強い青魚なので好き嫌いが分かれそうな味。生姜なんかを効かせて食べるといいのかもしれない。
お料理は全体的に美味しいのだが、大人数で押しかけたせいか熱々で供されるというわけにいかなくて、「まあまあ」っていう感じだった。
最後に出たあなご釜飯は、私は食べられなくて包んでもらって翌日食べたのだがとても美味しかった。あなごの切り身は少ししか発見できなかったが、ご飯全体に甘辛いダシがよくしみており、おこげも生成されていて、ちゃんとお釜で炊いたらしい。ダシも濃厚なあなご味だったので、ひょっとしたらあなごの骨などからダシを取っているのかも。余談だが、炊き込みご飯は冷えたのが美味しい。冷えてちょっと硬くなった炊き込みご飯を噛み締めると、温かいときには感じられない歯ごたえとか旨さがあるのである。