引越完了

引越前夜の土曜日(実は誕生日だった)は、朝からガッコに行き、一日中勉強して夕方の7時帰宅。十分疲れていたのだが、そのあと最後の荷造り。あまり使わないものは先週末に荷造りしてあったのだが、やればやるほど荷物が出てくるもので、結構な量だった。台所周りでは、普段使いの皿やグラスは段ボール箱1箱に収まるくらいの量であったのだが、なぜか調味料が大変だった。醤油や酢や油などのビンもの、豆板醤だの芝麻醤だのの瓶詰め類、スパイス類、マヨネーズやケチャップ、ホットソースなど、を合わせると小ぶりの段ボール箱にたっぷり3箱くらいあったのだ。たしかに調味料類は好きではあるが、すごくマニアックに収集しているという意識は全くなかった。本当はもっと欲しいけど、必要最低限のものを買うだけで我慢してるつもりだったのだ。思うままに収集していたら、10箱くらい簡単に行っちゃうのかもしれないなあ。自制しよう。

結局10時近くまで片付けた後、近所の銭湯に行って汗を流し、近所の居酒屋で一杯。ビールが美味しかった。

翌朝は8時半に引越屋さんが来ることになっていたので、7時起床。コンビニのおにぎりを食べながらテレビなど見ていたのだが、ハタと気が付いた。家電製品のケーブル類をはずさねばならぬ。箱があるものは入れなければならぬ。我が家はHDDレコーダにUS仕様のDVDプレーヤにスピーカーせっとにケーブルTVチューナなどが入り組み、同じエリアをブロードバンドのモデムだのプリンタだのが占拠しているため、すごく配線がややこしいのだ。絡まったスピーカーケーブルと格闘していると、8時20分に引越屋さん到着。早い。焦る。
こんかい初めて利用した引越屋さんは、アルバイトなど使わず自社社員100%、自社便100%というのがウリの会社だったのだが、その宣伝に違わず、たしかに凄い「引越のプロ」だった。本が入った思いダンボールを2個ずつ重ねて持ち、走る走る。なにも走らんでも、、、と思ったが、1分1秒を争うものらしい。私がケーブル類をなんとか始末し、最後の最後まで箱詰めされていなかったガラクタ類をヤケクソで箱にぶちこんでいる間に、部屋の中の荷物はどんどん運び出されてほとんど空になった。仕事早っ!
結局箱詰めさえ終わってしまえばあとは手伝うことも全くなく、安心してすべてお任せ。引越屋さんの邪魔にならぬよう部屋の隅に退き、冴え渡る梱包の技を見学した。床を傷つけないように毛布でカバーしながら、全ての家財道具を丹念に包んでいく、手際のよさは見ているだけで面白い。

結局8時半に開始した引越は、11時には搬入まで全て終わった。想像以上に早い。素敵。
その後は、昼食をはさんでひたすら荷解き。こんどの家のほうが若干広いので特に苦労はないのだが、なにしろ量が量である。11時から、結局夜の8時半までひたすら荷解き。引越開始から勘定すれば、たっぷり12時間労働である。疲れた!

翌朝は、なぜか足が筋肉痛だった。中腰で荷造りだの荷解きだのばっかりやっていたためだろうか。