野球+房総半島で釣り

GW第二のイベントは、房総半島へ。私は某草野球チームに夜の部専門で所属しているのだが、そのチームの恒例春合宿が行われるのである。それにあわせて、合宿場所の近辺で釣りを楽しむことに。
実は去年も同じ趣旨で釣りに行き、このときは35〜40cmの大型アジが5人で50匹も釣れるという大漁だったのだが、もともと船酔いする性質の私は、太平洋の荒波に揉まれて大変な目に合ったのだった。汚い話だが吐きながら釣り、釣りながら吐き、目がうつろで怪しい状態になっていたらしい。当人としてはあまりの辛さに釣りにでも集中するしか気持ちの持って行きようがなかったのだが。。。
今年は前回の教訓を生かして酔い止めの飲み方を工夫し、前日夕方に1錠、当日乗船前に朝食を摂る前にもう1錠。これがバッチリ効いて、ほとんど酔わずに済んだ。船酔いしないと釣りはこんなにも楽なものなのか、と科学の進歩に思わず感激。これならまた行ってもいいなあ。
しかし残念ながら釣果のほうは芳しくなく、お魚さんがエサを食べてくれない「食い渋り」の状態が続いた。メインのターゲットである花鯛はおろか、昨年爆釣したアジもほとんど連れない。小さな小さな鯖と小あじとカタクチイワシを1匹ずつ釣っただけで時間が経過し、これでもう終わりかと思った最後の最後に35cmのアジを1匹釣り上げてやっと獲物らしい獲物になった。同じ船の釣り客はみな同様の状態だったようで、みんな渋い顔。
友人達には「今年はコマセが足りなかったんじゃないの?(汚い話で失礼)」などとからかわれつつ、ひどい船酔いしつつ大漁なのと、酔わずに不漁なのとどっちがいいのだろうかと悩む。もちろん、酔わずに大漁がいいに決まっているのだが。

あとはお決まりのコースで野球したりキャッチボールしたりジョギングしたり風呂入って宴会したり海辺でバーベキューしたりして、楽しい合宿が無事に過ぎたのだった。疲れ切って眠ってしまったために釣ったアジを食べ損ねたのが少々残念。