間違い地図

というわけで、二日酔いを抱えたまま出張へ。最初の目的地は、2年間住んだこともあるNY田舎地帯。
成田を夕方に出て、NYのJFK空港に同じ日の同じくらいの時間に到着。時空間ワープだ。そこからレンタカーを借りて北部へ。
仕事で訪れる機会が結構多いので、最近意識して、ホテルを新規開拓するようにしている。そういわけで今回も、今までに泊まったことがないホテルを選択したのだが、おかげで随分と道に迷ってしまった。
私はもともと道に迷いやすいので、ホテルのWebページから持ってきた地図や、Yahoo! Mapで検索したDriving Directionなどを印刷して持っていた。ホテルの住所は XXX Lane というところだったのだが、同じ街の中に XXX Avenue という道があったために、どの地図もその間違った方を指していたのだ。更にたちのわるいことに、ホテルのWebページからもってきた地図も、サードパーティの地図サービスに住所を入れて表示する方式だったために、間違った XXX Avenueを表示していた。おかげで、閑静な住宅地であるそのXXX Avenue近辺を何回もぐるぐると回って、「ないっ...ホテルがないっ」と半泣きになりながら探したのだった。

かように、権威(ホテルやYahooの地図など)に間違った情報を教えられると、鵜呑みにしてしまうために泥沼にはまりがちなのである。まあ今回は土地勘もあったし、比較的すぐにおかしいと気がついたので良かった。そういえばずっと昔にも、旅行会社のおねーさんの間違い情報がもとで、半泣きで街をさまよったことがあったのを思い出した。