カニとタイ

携帯を安く買えたので、せっかくの祝日だし、浮いたお金でちょっと贅沢をすることに。
魚屋さんで生きた毛蟹を売っていたので、これで今シーズン最後かも?と一パイ買ってきた。ごそごそ動いているところを罪悪感に駆られつつおがくずを洗い流して蒸し器につっこんで20分。蒸したほうがゆでるより水っぽくならないという話だったが、ちょっと塩気が少なめであっさりしてしまったので、塩水でゆでた方が美味しいような気がした。ハカマのところに塩を刷り込んで蒸すと良いという意見もあったが、とてもそんな勇気はなかった。それでも濃厚なミソはとても美味しく、日本酒に合いまくり。
また全長40cmくらいの大きなタイがとてもお手ごろな値段で売っていたのでこれも買って、半身を刺身に、残りの半身をアクアパッツアにすることにした。養殖だったのだが十分美味しかった。養殖技術の発達のためか、最近タイって意外と安く手に入る。今回買ったタイより小さい鯵や手のひらほどのサイズの花鯛がもっと高い値段で売っていたりして、魚の王者の風格が危険にさらされている。しかし腐っても鯛のことわざ通り、なにして食べても美味しいのだ、鯛。