お客人と

今日はアメリカからの客人が来ていたので、職場の大勢で接待な夕飯。お寿司をご希望ということで会社近くの寿司屋に行ったのだが、これがまた寿司も美味しくなければお酒も良くなくて、いかにも片田舎のイケテナイ寿司屋。SAKEだといって本醸造の美味しくないお酒の熱燗を飲ませたり飲まされたりしていたのだが、それはどうかと思うぞ。いくらアメリカ人だからって、慣れている人はお寿司の美味しい・美味しくないくらいちゃんと分かるのだ。美味しくない寿司を食べさせて、美味しくない日本酒を飲ませて、日本の実力がそんなもんだと思われたら日本の恥ではないか。もっとちゃんと厳選して、美味しいものをご馳走すべきだと思うのだけど。

ちょっと雑談したのだが、ルイジアナ出身だというお客人にとっては、食べるということはとても大切なことなのだそうだ。スイスにいったらスイス料理を、日本に来たら日本料理を、とその土地のものを食べることにもこだわるそうで。ルイジアナあたりはフランス文化も混ざっているせいかな。私は自分が食い意地が張っているせいで、食い意地の張っている人を見ると途端に親近感が沸いて嬉しくなってしまう。だから国別で言うと、私の親近感を一番集めやすいのは中国人で、二番目はフランス人。でも純粋なアメリカ出身でもそういう人がいると分かって、とても嬉しかったのだ。