葬儀のスタイル

伯母が亡くなったのでお通夜に行った。気がついたらここ数年はそういうことがなくて、随分久しぶりの葬儀。お寺や自宅ではなくて葬儀場を借りてのお通夜だったので、いろいろなことがシステマティックですこし感心する。
たとえば、専用の弔問票が備え付けてあって、受付の前にそれを記入して香典と一緒に渡す仕組みになっている。変わりに引換券をくれるので、帰り際に引き出物と交換する。お経が始まるまえに係りの人が来て、「こちらの宗派ではまず一礼の後お焼香は2回、その後合唱してください」と、お焼香のやりかたまで教えてくれる。儀式の進行は、おねーさんのナレーション付き。
私が子供のころには結婚式は式場で行うのが一般的だったけど、葬式は家で行うものだった。でも今は、葬儀場で行うほうが一般的なのかな。確かにとても合理的だけど、昔のがやがやした葬式が懐かしくなった。お焼香の時なんて、何回焼香するかとか、いつ合唱するかとかよく分からなくて、前の人のを見て一生懸命マネしてたりしたもんだけど。。。