葬儀の問題

どういうわけか昔から、人の顔や名前をおぼえるのが極端に苦手である。そのため、親戚一同が会する席にでるのは少し緊張する。昔からあまり変わらない伯父・伯母たちはともかく、従兄弟達となると顔と名前の一致どころか、存在の記憶すらあやふやであったりして、「周りはみんな私を知っているが私は誰も知らない」という非常に気まずい状態に追い詰められる。おまけに気も利かないので、挨拶されてもあらぬことを口走ったりして余計に気まずい雰囲気を盛り上げるだけである。己の記憶の悪さが恨めしい。。。
というのがいつも葬儀に出て思うことなのだが、今回あらたな問題も発覚した。最近コンスタントに成長を続けているためか、以前ゆるゆるだったはずの喪服がきついのである。かように葬儀とは、いつも目をそむけている問題を浮き彫りにしてくれる場でもあるのだ。