フードプラネット・食べる惑星

いかにも私の好きそうなタイトルの番組をやっていたので、つい一生懸命見てしまう。食べ物にまつわるいろいろな話題を取り上げるという4夜連続の番組。

いろいろなスポーツで消費するカロリーの多さというのに少しびっくりする。
テニス1試合で4000Kcal、サッカー1試合で5000Kcal、っていうのはよく分からないが、マラソン42.195Kmで5500Kcal!? トップランナーの人だと、そのくらい消費するのかなあ。
感覚的には、私のような底辺の市民ランナーの場合は、どうもそこまでは消費していないように思える。たぶん走るのがゆっくりで呼吸や心拍数がそれほど上がらないので、普通に生活しているくらいのカロリーしか使わないのではないかと思われる。カーボローディングもやりすぎると逆に太ってしまうので、最近は食べ過ぎないように気をつけるくらい。いつもは夕食に炭水化物を食べないのだが、レース前だけはちょっと食べる。昼ごはんに麺やご飯を意識して食べる。でもそのくらいで、量は普通だ。
ある意味省エネ。でも走ってもちっとも痩せないので、それはどうかと思う。

番組で紹介していたツール・ド・フランスに出場した人の食事がすごかった。一日中自転車をこいでいるので、消費カロリーは一日あたりなんと8000Kcal。ハチミツに浸したコーンフレーク(1000Kcal)を朝食にし、大盛りパスタと脂身を抜いた生ハム(1000Kcal)を夕食に。さらに高カロリーのドリンクで+1000Kcal。それだけではぜんぜん足りないのでレース中に、パンの中をくりぬいてジャムをみっちり詰めた1個500Kcalのスペシャルパンを一時間おきに、10個食べる。レースのために糖質・炭水化物を摂取する必要があるとはいえ、すごすぎる。

まごわやさしい

NYで活躍する松井秀樹選手の食生活も登場。当初、アメリカ流の食べ物が喉を通らなくて苦労したという話だが、無理はない。いくらNYには日本食レストランがふんだんにあるといっても、外食というのは飽きるし、和食党にはさぞかし辛かったのではないかと思われる。
そんな松井選手が日本の栄養士に教わった、体に良い食品リストが「まごわやさしい」なのだそうだ。豆、ごま、わかめ(海草)、野菜、魚、しいたけ(きのこ)、芋ってことだけど、覚えやすいし、自分の食生活をチェックする時にも使えそう。