越味風

中国料理はバリエーションが豊かだしそもそも好きなので、毎日中国料理を食べても口が飽きるということはないのだが、胃が悲鳴を上げだした。どうも脂が強すぎて消化が追いつかないみたいだ。あちこち食べ歩きしたいと思いつつ、脂の強そうなメニューを見るだけで胃がしくしくするので、あまり食べ歩くわけにもいかないのがつらいところ。

そんなおり、用事を足しにでかけた先で昼食を食べようと思ったら、フォーのお店があったのでさくっと入店。フォーって、消化によさそうだし。

地下鉄の駅と直結したフードコート内にあるお店だったのであまり期待してなかったけど、麺がもちもちして意外と美味しい。日本だと、死ぬほど麺がのびてて箸でもてないようなフォーもめずらしくないけど、さすが中国(?)なのかなあ。

種類は沢山あったけど、全部入りっぽい「越式火車頭牛肉河粉」なるお勧めメニュー32元を選択。生の牛肉と、似た牛肉のスライスと、牛肉だんごと、内蔵っぽいのが入ってた。他のフォーメニューは、これらの具の部分集合らしい。

いつも思うのだけれど、ベトナムのような暑い国で、生牛肉を入れてスープの熱で火を通すなどというきわどいメニューが発達したんのが不思議。いくら最後に火を通すといっても、腐って当たったりしないのかなあ。

クサい葉っぱ系のトッピングが控えめなのが少し悲しいところ。香菜とかバジルとか、フォーは、葉っぱ沢山が美味しいと思いまする。

胃が痛いといいつつ、がっつり牛肉が沢山入ってたのはご愛嬌。なぜか、鶏のフォーがなかった。
フォー以外には、春巻きだの串焼きだのの他のメニューも色々あった。