もったいない

夜のニュースを見てたら、なんでも「MOTTAINAI」が世界でひそかにブームだそうである。もとはといえば環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニアワンガリ・マータイさんが、環境問題を改善するための reduce, reuse, recycle を一言であらわしたのが日本語の MOTTAINAI である、として、この言葉をスローガンにしようとしているらしい。へー x 20。
その後、お約束のように渋谷の街角で若者にインタビュー。「もったいない」って知っている?っていう質問に、知らない、使わない、と答える若者達。特にそういう人を選んで映しているのだろうなとは思うけれど、概念として「もったいない」がわからない人が居る、っていうのがちょっとショック。
ちなみに自分の日常を振り返ってみると、根がケチなためか何かに付けて「もったいない」を多用しているということに気がついた。

  • 旅行に行けば、もったいないので付近のあらゆる観光名所を一通り見に行く
  • 食べ物を残すときは、もったいないので取っておいて後で食べる
  • 特にお酒は、もったいないので全部飲む
  • 悪酔いしても、もったいないので吐かない

なんだかよく分からない上に、あまり環境問題には寄与していないのである。

ところで明日から三連休。もったいないからどこかに遊びに行こうかな。