水餃子

本屋に行ったら「食彩浪漫」で餃子特集をやっていたので、思わず購入。表紙にパリパリの羽つき餃子は危険すぎる。理性がふっとんだ。
今日はちょっと時間があった(というか強引に作った?)ので、皮から手作り水餃子。焼き餃子はちょっとがんばれば普通の日でも作れるけど、水餃子はかなり余裕がないと作れない。皮をこねたり、切ったり、伸ばしたりする分、余計に時間がかかるのだ。経験上、焼き餃子は市販の皮で作ってもそれほど味が変わらないが、水餃子は手作りの皮に限る。限るったら限る。
かなり急いで包んだので形はいびつになってしまったが、茹で上がり、一個も敗れたりしていなくて上々のできばえ。具はちょっといまいちの出来だったのだが、そんなこと気にならないくらい皮がうまい。富澤商店で購入した「最強力粉」なるグルテンの量が激多い粉を使用したのが良かったのであろうか。生地をこねたあと、3時間ばかりも放置しておいたので弾力が出たのであろうか。とってもモチモチぷりぷりだった。具は2種類。「豚肉と白菜、にら」の組み合わせは、ちょっと野菜が多くてもっさり。「豚肉とレンコン」はレンコンのしゃくしゃくした歯ごたえが美味しいのだが、水餃子の中に硬い歯ごたえがあるという状態に慣れていないため、ちょっと違和感があった。
ちなみに、「食彩浪漫」を買ったにもかかわらず、レシピはウー・ウェン先生の「北京小麦粉料理」を参照。水餃子界のバイブルである。